先日、横浜市の予算案の調査をした際に気づいた山下ふ頭の再開発。
2017年度も百億近い予算が確保されており、再開発に向けて土地の買収を行うとの記載がありました。
調べてみるとじつは、、、
再開発内容は、カジノを含む統合型リゾート施設の誘致!
確かに、年末あたりにカジノ法の審議が進み、横浜も名乗り出たというニュースがあったところです。予定としては、商業エリアやカジノを入れた大型ホテル、大型客船が接岸できる埠頭も建設する大規模リゾート計画案とのことです。
また、アクセスにはLRT(次世代路面電車)を引き、国際会議や展示会などを誘致する「MICE(マイス)」事業の施設を建設する構想とのこと。
展示場ということは、お台場のような雰囲気になるのでしょうか。
カジノといっても日本にはなじみがなく、+/ーのどちらの効果となるかイメージがわきにくいです。
・ カジノの影響と日本経済について
さて現状はというと、倉庫業者と移転交渉をしている段階。
難航しているようで、まだ半分程度しか進んでいません。
これにともない、1年ほど遅れる2019年に移転完了を目指すよう計画修正を予定してます。
当初、東京五輪のある2020年の完成を目標としていたが、2019年に移転完了となると、2020年は間に合わないと思われます。
なお、山下ふ頭の再開発は「ハーバーリゾートの形成」をうたい、文化芸術やエンターテインメント、宿泊施設などを建設する構想です。横浜市は2025年ごろに全体を完成させる方針。カジノを含む統合型リゾート(IR)施設の最有力の候補地と位置付けは変わっていません。
とはいえ、ギャンブル依存症などへの意見もあり、横浜市の林文子市長は「依存症の課題を検討する必要がある」と発言するなど、勢いはやや停滞しているようです。
考察
ここ、都筑区も3月より横浜環状北線があたらしくIKEA近くで開通することで、港北インターチェンジから生麦ジャンクションの区間を結ばれて中心部へのアクセスが良くなります。羽田空港方面へのアクセス性向上だけかと思ってましたが、カジノを含むリゾート施設へのアクセスも良くなり、新横浜や港北ニュータウンの活性化につながることを期待したいです。