(平成 27~30 年度)」が発表されました。
こちらの計画は、平成33年(2021年)に100周年を迎える市営交通が、今後のバスや地下鉄事業で進める取り組みについて検討し取り組むための4か年計画です。
横浜市交通局は近年4年連続でバス・地下鉄両事業ともに営業黒字・経常黒字を達成しており、ブルーラインの延伸にも前向きな状況です。地下鉄事業は港北ニュータウンの位置する都筑区においても、街の今後に直結する内容となっており興味があります。
発表された中期経営計画から、港北ニュータウン視点で気になる内容をピックアップしましたので紹介します。
横浜市交通局の発表した気になる取り組みとは
利便性の向上
(7)ICTを活用したお客様への情報提供
バス・地下鉄の運行情報を、お客様によりわかりやすく、リアルタイムに提供でき2018年より本格運用開始を予定している「手のひら接近表示機」。
るよう、ICT(情報通信技術)を活用した取組を進めていきます。
バス事業においては、バス車両 800 両の運行状況を総括的に把握できる新たな
システム機能を構築し、平成 26 年度中に全車に導入する予定の大型車内表示機や、
スマートフォン等でご覧いただける「手のひら接近表示機」等を通じて、お客様にバ
スの運行状況や混雑状況をよりリアルタイムに提供します。
バスだと、道路の混雑状況に応じて時間がずれるので早めにサービスを開始してほしいです。特にららぽーと横浜から出発するバスは、周辺道路の混雑で5~10分遅れで到着するのでサービス開始が待ち遠しいです。
(10)グリーンライン輸送力増強の検討
平成 26 年3月にグリーンラインに増備車2編成を投入し、朝ラッシュ時間帯の混雑 については一定程度緩和できましたが、乗車人員については毎年増加傾向にあります。 今後は、ラッシュ時におけるセンター北駅~日吉駅間での折り返し運転による増発 や、6両編成化を検討するなど、混雑率を 150%程度に抑制することを目標として、 引き続き混雑緩和に向けた取組を継続します。朝の通勤ラッシュ時において、センター北駅~日吉駅間での折り返し運転を検討しているとのこと。実現されたら、センター北駅から乗る人も座れるようになり、ありがたいです!
(12)乗車券制度の見直しとサービス拡充
地下鉄事業においては、一日乗車券の料金値下げを実施するとともに、期間限定券地下鉄の乗車券値下げを検討しているようです。
や区間限定券などの導入を検討します。また、子育て世代の負担軽減や利用促進の観
点から、通学で利用されるお客様の乗車券制度の見直しなどについて検討します。
一日乗車券や通学定期券の見直しが中心となりそうです。子育て世帯の負担軽減となる取り組みに興味があります。
(13)駅構内店舗の開発と活性化の推進
センター南駅やセンター北駅などの駅構内に おいて店舗等の誘致をさらに進めるとともに・・・近年、センター南駅や仲町台駅でもファミリーマートができましたので、この事業の一環でしょう。最近は、仲町台駅の構内の店舗が撤退したままなので、新たな店舗の出店が待ち望まれます。
(16)地下鉄駅設備のリニューアル
利用しやすく快適な駅をめざし、各設備の計画的なリニューアルを実施します。ブルーラインは30年近く経っており、改修が望まれてます。特に、清潔感ある駅トイレが早々に欲しいです。
○ エスカレーターのリニューアル
○ エレベーターのリニューアル
○ 駅トイレのリニューアル
最近はセンター南やセンター北でエレベータ工事が行われてました。あざみの駅でも、田園都市線との連絡口に下りのエスカレーターが新設され、利便性が高まっています。
次は、横浜駅を期待したいです。エスカレーター、エレベータの乗換動線が悪く階段のみの場所があるので、新設してほしいです。
(17)地下鉄駅の冷房化
全駅の冷房化をめざし、主要駅では全館冷房方式、中間駅では冷房付き待合室を設 置する手法で整備を進めます。全駅、冷房化との事です。地下鉄なのに、暑かったのでありがたいです。
とはいえ、センター南やセンター北では冷房付き待合室が設置されたので、これで完了とのことでしょうか。
環境対策
(8)新羽車両基地の有効活用の推進
新羽車両基地の高架下及び屋上の有効活用について、地域の賑わいにも配慮しなが ら、早期の事業化に向けて取り組みます。新羽には非常に大きな車両基地があります。電車を整備する場所だからですね。
こちらの高架下や屋上の有効活用について、事業化を進めているようです。以前は、車両基地を見学できるお祭りがあって小さな子供連れの親子でにぎわってました。
普段のお買い物ができるようなショッピングモールができると嬉しいのですが、どうなんでしょうか。
さいごに
本計画の策定にあたり、より良い計画とするため、交通局ホームページにおいて素案に対する意見募集が行われてました。全てを採用はできないとは思いますが、地域の声を反映しより良い街づくりのお手伝いができたらうれしいですね。それでは、興味があった意見をピックアップします。詳細は公式ホームページを参照ください。
バスに関するもの2021年には100周年を迎える横浜市交通局。
○ 車庫から出る回送バスの営業運行
○ 夜暗くなるバス停付近への電灯設置
○ バス・バス間やバス・地下鉄間の乗り継ぎ割引
地下鉄に関するもの
○ グリーンラインの混雑緩和(センター南駅での折り返し運転、折りたたみ式の座席導入など)
○ 隣駅間での割引運賃の導入
○ 駅ごとに異なる発車メロディの導入
「お客様に向けて」 に関するもの
○ 冷暖房を完備した快適なバス停留所(待合所)の設置
○ バス停時刻表やお知らせの電子化
○ 待避線の新設などによる平日ラッシュ時の快速運転
○ 市営交通 100 周年に向けた交通局博物館の新設
○ クレジットカードのオープン化
「地域社会のために」 に関するもの
○ 民間駐車場とのタイアップによるパークアンドライドの実施
○ 小中学生等を対象とした職業体験等の実施(地下鉄シミュレータの活用)
○ 駅やバス車両を活用した展示会・展覧会の開催やマラソンステーションの設置等
カジノ誘致やオリンピック開催などのイベント続きですが、あわせてなにか実施されないか、動向を見守りたいと思います。
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