横浜市旭区にあるズーラシアに行ってきました。
実際に行ってみた感想と、見どころ・楽しみ方をリポートしながら紹介します。
よこはま動物園ズーラシアとは
横浜市の中でも最も大規模な動物園であるよこはま動物園ズーラシア。
1999年に開園しましたが、随時拡大を続けてきてついに全てのエリアがオープンしました。最後にオープンしたのは2015年4月のアフリカのサバンナエリア。
15年以上もかけて拡張してきたズーラシアはとても広く、数年前に行った際はアスレチックエリア近辺で帰ってしまいました。理由は、これ以上歩くと子供連れでは戻ってこれないと判断したためです。
今回は、端から端まで見て回ろうと思い計画しました。
ズーラシアには、園内を定期的に走っているオカピの形をしたバスがあります。
ズッピバスといいます。これに乗れば、子供の限界が来ても安心。
さっそく園内をすべて回ってみたいと思います。
ズーラシア入り口
今回、ズーラシアへは車で来ました。
駐車料金は終日1000円。休日の10時過ぎに到着しましたが、中山から向かった為ズーラシア直近の交差点で右折する必要があり20分近く待たされました。
鶴ヶ峰方面からであれば左折となりすんなり入れます。
中山から向かう場合は、少し先まで行ってからUターンするのがよさそうです。
駐車場の空きは多かった為、ズーラシア前まで到着すればすぐに止めれました。
実はこの日はズーラシアに到着後、園内にはすぐに入らず、里山ガーデンに向かってます。3月25日から開催され連日多くの人が訪れている「全国都市緑化よこはまフェア」のメイン会場の一つが「里山ガーデン」です。入場料無料でおよそ2時間ぐらいで見学できるので、両方行く際は里山ガーデンに最初に立ち寄るのがオススメです。
ズーラシア入り口も、里山ガーデンでのフェアを記念してたくさんのお花や看板があって華やかです。
入り口近くにあった園内のマップです。
ズーラシアは以下の8つのゾーンで構成されています。
- アジアの熱帯林
- 亜寒帯の森
- オセアニアの草原
- 中央アジアの高地
- 日本の山里
- アマゾンの密林
- アフリカの熱帯雨林
- アフリカのサバンナ
ズーラシアは敷地が非常に広く、全てのゾーンを見るのに4時間かかりました。
園内に入場するとすぐに、園内案内図が配布されています。
スイカやパスモを持っていれば、チケットを買わずにそのまま入場ゲートに進むことができるので、入場券購入の待ち時間なく園内にはいることができます。
現金の場合は入場券を改札で購入する必要があります。
入場料は大人 800円、高校生 300円、小中学生 200円です。
土日に限り、小中学生と高校生は無料です。
団体受付の窓口で、「小学生です」と言うと入場券を無料でもらえます。
小学生は口頭での申告でよいのですが、中学生と高校生は学生証の提示が必要となりますので忘れないように。
JAFの会員や20名以上の団体の場合、割引料金で入場することができます。
チケットの絵柄が動物のイラストになっているので、何がでるかはお楽しみ!
入り口には、熊の木彫りがありました。
木彫りというにはあまりに大きくてたくさんの熊がいて立派だったたので、記念に一枚。
台所見学ツアーも開催されています。ズーラシアではお昼頃の時間はいろいろなところで餌やりやイベントが開催されているので、事前予約してなくても歩きながら見れる確率が高いです。
園内は、アジア・オセアニア・アフリカエリアなど分かれており、それぞれの道もそのエリアにあった雰囲気が作られていて楽しいですよ。ディズニーランドに来たような雰囲気です。
入り口近くにはさっそく象さんがいます!
子供たちに人気があり、入り口近辺だというのに中々先にすすまない子供たちも多かったです(笑)
オラウータンです。
結構大きな体です。なぜかヨーグルトの箱を持っておりおいしそうに食べてました。
トラです。
広い園内をのびのび歩いており、こちらも人気がありました。
動物以外の見どころ・楽しみ方
動物は他にもいますが、あまりに多いので他の見どころを紹介しますズーラシアの園内には、ベンチがたくさんあります。
また広場も多いので、お弁当を持ち込んでランチする方が多いです。
園内には大きなごみ箱が設置されています。
燃えるゴミや缶・ペットボトルなど分別すれば捨てて帰ることができます。
お弁当のごみは捨てて、少しずつ身軽になって園内を移動するのが賢いです。
園内ではおかぴ弁当も売っています。観光地価格でなく、リーズナブルなお値段なのでありがたいです。
オカピは毛並みがツヤツヤしていて、縞模様がキレイ。可愛いので大人気!
日本ではオカピをズーラシア、金沢動物園、上野動物園でしか見ることができません。
大型遊具があるわくわく広場です。
広い敷地に大型の遊具が2つ、ほかにも砂場や恐竜の骨のアスレチックもあります。
そして、こちらにも、オカピをモチーフにした遊具があり人気です。
大型の遊具がメインなので、幼稚園生以上の子供が遊ぶのによさそうです。
広場の周囲では自動販売機やアイスも販売しているので、ちょっとした休憩によさそうです。
ズーラシアの北門から近い場所に子供が遊べる大型のアスレチック遊具が設置された広場もあります。3階建ての大きな遊具設備で、2ヵ所にトンネル滑り台が設置されています。
黄色い方の滑り台は幼児や幼稚園児でも楽しめます。緑の滑り台の方は一番上までアスレチックを登っていかないと滑れないので小学生以上の大きな子供向けとなります。
アフリカのサバンナ
北門近くまで歩くと、アフリカのサバンナに到着します。2015年4月にオープンしたばかりのゾーンです。
シマウマやチーターが同じエリアにいて大自然さながらです。
私が行ったときは、草食動物と肉食動物がじゃれあっており来場者から歓声があがってました。
ズーラシアの北門入り口です。
新しい入り口となっており、こちら側に車をとめると空いています。
近くには動物と触れ合るエリアもあります。
食事をする場所やおむつ交換する場所も近くにあり、きれいなので小さな子供がいるかたはこちらが便利です。
帰り道の楽しみ方
ころころ広場のころこロッジ
帰り道はショートカットをすると短時間で戻ることができます。途中にあるころころ広場内のころこロッジでは、バルーンアート展「花と動物たちのワンダーランド」を開催(入場無料)しています。バルーンアート全米チャンピオンに輝いたバルーンアーティストSHINOによるバルーンアートショーも実施しています。
【開催日】2017年4月8日(土)・9日(日)・15日(土)・16日(日)・22日(土)・23日(日)
【開催時間】(12:30~、14:00~、各回約15分)
【場所】ころころ広場、ころこロッジ
バルーンアート展「花と動物たちのワンダーランド」の入り口です。こちらの建物がころこロッジとなります。
入場料無料なので気軽に入ることができます。中には風船を使ったアート作品が数多くあり、ライトアップされています。
通路も、バルーンアートが飾られており子供たちも楽しそうでした。
ズーラシアらしく、フラミンゴやキリンのバルーンアートです。
こちらは男の子のバルーンです。
象さんやサルのバルーンもあります。
ひまわりと蝶のバルーンです。
10分もあれば見れるので、帰り道も楽しめます。
ころころ広場のグランピング
ころころ広場では食事もでき、リラックスできるスペースがあります。ハンモックは小さな子供たちに人気です。
芝生にはソファーやハンモックがあり、里山ガーデンほどではありませんがグランピングができます。
桜も、満開を過ぎてましたが桜吹雪が舞っていてキレイでした。
ころころ広場を超えると、駐車場近くの出口となります。最後に水遊びできるスポットがあります。子供たちが疲れをいやすために、水に手を付けて楽しんでました。
さいごに・・・ズーラシアは16時を超えると、再入場できません。
実はもう一度、象さんを見てから帰ろうと思っていたのですが、うっかり出てしまったので再入場できませんでした。みなさんもお気を付けください。
そして、
ズーラシアの園内は、意外と木陰がありません。帽子・日傘と日焼け止めは常備するのをおすすめします。
よこはま動物園ズーラシアへのアクセス・開場時間・入場料
場所
横浜市旭区上白根町1175-1
公共交通機関利用
JR横浜線「中山駅」よりバスまたは
横浜地下鉄グリーンライン「中山駅」よりバス
「鶴ヶ峰駅行き(森の台中央経由)」または「西ひかりが丘行き」バスで「西ひかりが丘」下車。
車利用
首都高速「葛西JCT」から約50分東名高速「横浜町田I.C.」から約15分
保土ヶ谷バイパス「下川井I.C.」から約5分
第三京浜「港北I.C」から約20分
※駐車場は1日1回1000円です。
開場時間
9:30~16:30入場料
小学生未満は無料。大人800円です。JAF等の各種割引もあります。お隣の里山ガーデンは入園料無料なので、お得に行きたいですね。