横浜市が運営する横浜市交通局では、2018年3月から市営地下鉄・バスの通学定期券を約1~2割値下げすることが決まりました。
横浜市都筑区は特に横浜市営バスやブルーライン・グリーンラインといった横浜市が運営する公共交通機関しかないため、恩恵を受けそうです。
横浜市営地下鉄・バスの通学定期券が2018年3月より値下げ
背景
値下げの背景ですが、横浜市交通局の好調な業績を反映したものでとなります。通常料金も含めて引き下げるのは開業以来初めて。家計負担を抑え子育て世帯の流入につなげるねらいもあるとのことです。
これまで、消費増税時などに通常料金に合わせて値上げがありました。
今回の値下げですが、双方とも初めてとのことで地下鉄・バスともに7年以上連続して経常黒字となっていることをうけてとのことです。
気になる値下げ率・対象は?
地下鉄は約10~12%値下げする見込みです。
バスで13~19%とより高い値下げ率となります。
なお、値下げ率は利用する区間や年齢によって異なるとのことで一概にはいえません。
とはいえ、以下のように通学定期券が大きく値下げされます。
定期券は1カ月、3カ月、6カ月と数種類がありますが、区間や年齢が同じなら値下げ率は一定となります。
例:横浜⇔新横浜(中学生6ヶ月定期券の場合)
30,510円(~2018/3迄)
27,220円(2018/3~以降)
また、市営バスの定期券も中学生で月当たり800円以上の値下げとなり、定期利用がしやすくなりました。
詳細はこちらを参照してみてください。
値下げ対象は中学生以下
なお対象は、以下の通りで子育て世帯の家計負担軽減となるように電車・バスを利用して通学する子供が対象となります。
- 通学定期乗車券(中学生以上・小学生以下)
今回の値下げで市営バスでは約13~19%、市営地下鉄では約10~12%の値下げとなりますので、
今回の値下げは、利用者への利益還元とのことで昨年の横浜市会で明かされた方針が実現された流れとなります。
さいごに
大幅な値下げはできないとの方針でしたが、ブルーラインなどの地下鉄は通学定期券は他の路線と比べても高いと言われていました。今回の値下げを受けて近隣の東急電鉄等と近い水準となり、近隣に住まわれて日常利用されている方にとって満足できる内容となったのではないでしょうか。