新年が近づいてきたことで、正月の松飾り・注連縄(しめなわ)が街角でも販売されはじめました。
これら正月飾りは、正月が終わったら持ち寄り、一箇所に積み上げて燃やす「どんど焼き」という昔ながらのイベントで
都筑区は比較的新しいマンションも多く、なじみがない方も多いようですが、書初めもどんど焼きの対象です。
都筑区内でも各地で「どんど焼き」は開催されているので、ぜひ日本の正月の火祭り行事に参加してみてはいかがでしょうか。
2018年開催の「どんど焼き」の開催情報
どんど焼きとは?
「どんど焼き」とは小正月(こしょうがつ=1月15日)の行事です。※「どんと焼き」ではないのでお間違えの無いように。
正月の松飾り・注連縄(しめなわ)・書き初めなどを家々から持ち寄り、一箇所に積み上げて燃やすという、日本全国に伝わるお正月の火祭り行事です。
神事から始まったのことですが、
現在では宗教的な意味合いはなくなっており、各地域で自由に参加ができるイベントとなっています。
どんど焼きの焚き上げは、何を持ち込めばOK?
一般的には焚き上げするため、田んぼや空き地に、長い竹(おんべ)や木、藁(わら)、茅(かや)、杉の葉などで作ったやぐらや小屋(どんどや)を組みます。
焚き上げのやぐらが積みあがったら、
正月飾り、しめ縄、書き初めで飾り付けをしてから、それらを燃やします。
どんど焼きでは、結構な火が上がります。
そのため、住宅街の多いエリアでは、広い学校の校庭で実施されることが多くなっています。
また、火災にならないように、地元消防団・消防署の方も立ち会って行われています。
焚き上げで全てが燃えたら、残り火で、柳の木や細い竹にさした団子、あるいは餅を焼いて食べるというイベントが「どんど焼き」の全容です。
どんど焼きの火にあたったり、焼いた団子を食べれば、その1年間健康でいられるなどの言い伝えもあります。
どんど焼きは無病息災・五穀豊穣(むびょうそくさい・ごこくほうじょう)を祈るイベントとなっており、毎年、1月15日前後に各地で行われます。
2018年都筑区内のどんど焼き予定は?
2018年の「どんど焼き」の予定が出そろってきましたので紹介します。どんど焼きは、焚き上げする関係で、正月飾りの持ち込み可能時間が決まっています。
午前9時までだったりと早い時間に締め切られる事があるので、持ち込む際は事前に時間の確認を行ってください。
川和小学校校庭のどんど焼き
川和小のどんど焼きは毎年500人ぐらいが参加するイベント。2018年の開催日時は、2018年1月8日(祝,月)です。
会場では川和消防団の管理の基、松飾り、書初め等が燃やされます。
また、この日はふれあい郷土館が運営して、地域団体の方が準備・手配したおしるこ、お酒、御菓子等の屋台も出店されます。
また、子供太鼓の演奏もあり、幼児から小学生までとたくさんの子供たちが参加するイベントとなっています。
山田富士公園のどんど焼き
こちらも大勢の子供たち地域の方々が参加する一大イベントとなっています。2018年の開催日時は、2018年1月14日(日)です。
三俣餅ですが、この日の朝つき立ての角餅を割竹に刺したもので、これを食べて健康を願うという風習のおだんごとなります。
例年、定刻は午後1時半にやぐらに点火。
炎が盛大に燃え上がる様は、なかなかの迫力があるイベントとなっています。
牛久保西公園多目的広場のどんど焼き
正月飾りを燃やし無病息災を祈願するどんど焼き。2018年の開催日時は、2018年1月14日(日)です。
牛久保西公園多目的広場のどんど焼きは、お餅の販売や甘酒・ミカンなども用意されています。
甘酒は例年、大行列となる人気ぶり。
お餅も数に限りがありあっという間に売り切れてしまうので、早めに行って購入するのがおすすめです。
池辺町下薮根公園のどんど焼き
正月飾りを燃やし無病息災を祈願するどんど焼きが、こちらの公園でも開催されます。2018年の開催日時は、2018年1月14日(日)です。
池辺町にある下薮根公園のどんど焼きは、残り火でやくお団子も用意されています。
さいごに
どんど焼きのお楽しみといえば、火力が弱くなり消し炭となった際に行うもち焼きです。当日は餅つき、その餅を木につけたものを火にかざして食べれるとあって、子供を中心に非常に人気のあるイベントです。
私も昨年参加しましたが、
火が弱まってもまだ熱いためなかなか大変ですが、子供と一緒にとっても楽しめたのでおすすめです。