今年の横浜のサクラ(ソメイヨシノ)の開花が3月26日と予想されています。
ウェザーマップによると、満開を迎えるのは4月2日です。
今年はどこでお花見を楽しもうかと、今から定番の名所や穴場スポットを色々探しておきたいですね。
それでは、宴会あり・なしのどちらのお花見スタイルでも楽しめる横浜の人気お花見スポットを紹介します。
シーン別!横浜でおすすめのさくらの名所・お花見スポット15選
さくら並木を散歩でお花見
宴会はしないけど、桜並木を歩きながらちょっと座ってサクラを眺めてはいかがですか。海や船を見ながら、ちょっとしたお花見気分が味わえるおすすめの横浜のお花見スポットを紹介します。
さくら通り・汽車道
その名のとおり、「さくら通り」は桜木町駅から横浜ランドマークタワー、パシフィコ横浜へと続く約500メートルに渡る桜並木で、淡紅色と白色が美しいソメイヨシノが花を咲かせる、市内屈指のさくらの名所です。桜木町駅から横浜ランドマークタワーに続く動く歩道からは、桜並木の背景に帆船日本丸と大観覧車コスモクロックが臨める絶好のフォトスポットです。さらに、明治44年に開通した臨港鉄道の一部約500mを利用した海を渡る遊歩道「汽車道」からも近代的なみなとみらいの風景と美しい桜並木が楽しめます。
桜の数 約100本
桜祭り 「みなとみらい21 さくらフェスタ2018」2018年3月31日(土)〜4月8日(日)
夜桜鑑賞 「みなとみらい21 さくらフェスタ2018」会期中のみ
住所 横浜市中区新港2丁目、西区みなとみらい2丁目
山下公園
海への眺望が美しい、言わずと知れた横浜を代表する観光名所です。園内の花壇やバラ園では、1年を通じて季節の花々が楽しめますが、春の時期は「日本郵船氷川丸」や「横浜マリンタワー」をバックに桜が撮影できる、横浜ならではのお花見スポットです。特に公園の東側、「世界のひろば」周辺の桜は見事です。
港の見える丘公園
横浜港を見下ろす小高い丘に位置する『港の見える丘公園』は、横浜ベイブリッジが見渡せる絶好のビューポイントで、園内に「イングリッシュローズガーデン」を完備した、横浜でも有数のバラの名所です。春の時期は、神奈川近代文学館周辺の桜が見事です。中でも、樹齢約90年と推定される1本は、「芸亭(うんてい)の桜」と命名され、命名の由来の碑も建っています
元町公園(エリスマン邸周辺)
閑静な住宅街、横浜の山手エリアに位置する公園です。園内には約100本の桜が植えられており、隣接する「横浜外国人墓地」や山手西洋館「エリスマン邸」と一緒に楽しめます。また、通りを挟んで向かいには、白亜の「横浜山手聖公会」があり、満開の桜と教会が一枚の写真に納まる絶好の撮影スポットです。
三溪園
生糸貿易で財をなした実業家・原三溪が開園した17万5000㎡の敷地を誇る日本庭園です。梅や桜、ツツジなど美しい花々の名所として知られています。満開の桜が古建築に彩りを添え、美しい日本の春を堪能できます。ソメイヨシノ、ヤマザクラ、オオシマザクラ、シダレザクラのほかに、園の創設者 原三溪の出身地・岐阜県ゆかりの淡墨桜2世や荘川桜2世、高桑星桜などの珍しい品種を含む、約300本の桜がご覧いただけます。
桜の数 約300本
桜祭り 三溪園 「観桜の夕べ」2018年3月31日(土)~4月8日(日)
夜桜鑑賞 「観桜の夕べ」会期中のみ
住所 横浜市中区本牧三之谷58-1
宴会しながら公園でお花見
夜桜を楽しみながら、みんなでワイワイ楽しめるお花見スポットを紹介します。
掃部山公園
桜木町駅から徒歩15分の高台に位置する『掃部山公園(かもんやまこうえん)』からは、みなとみらい21の高層ビル群を眼下に臨むことができます。桜の名所としても知られており、桜に囲まれた広場では、横浜開港に貢献した井伊直弼の記念碑が横浜港を見下ろしています。桜のシーズンは多くの花見客が訪れる、横浜でも人気のお花見スポットです。
三ツ沢公園
大岡川・横浜日の出桟橋
京急線日ノ出町・黄金町駅のすぐ近く、栄橋より横浜港へ流れる約8.5kmの大岡川には両岸に桜樹木があり、満開になると"桜のトンネル"となります。川辺から眺める桜並木は圧巻です。夜にはボンボリの灯りで川面に照らされて映る桜が、川の流れにゆられて幻想的な雰囲気をかもし出します。また、桜が散りはじめると川面に無数の花びらが落ち、川一面が純白に染まるのも見どころです。
桜の数 約200本
桜祭り 「第26回大岡川桜まつり(中区エリア)」2018年4月7日(土)~4月8日(日)※「大岡川桜まつり」で検索。
夜桜鑑賞 ボンボリ点灯 2018年3月24日(土)~4月15日(日)17:00~24:00
住所 福富町西公園、大岡川桜桟橋、横浜日ノ出桟橋、各町内会、他
ピクニックしながら公園でお花見
レジャーシートとお弁当を持参して友人や家族とゆったり楽しめる公園でのお花見スポットを紹介します。
根岸森林公園
日本初の本格的競馬場の跡地につくられた広大な公園です。緩やかな起伏の芝生広場の周りに約350本の桜が植えられています。広大な芝生の上でお花見を楽しむにはもってこいのスポットです。また、ジョギングなど、園内で体を動かしながらお花見をするのも根岸森林公園ならでは楽しみ方です。
桜の数 約450本
住所 横浜市中区根岸台1-2
三ツ池公園
三ツ池公園は、JR鶴見駅の北西約1.8kmに位置し、名前の由来にもなっている三つの池を豊かな樹林が囲んでいます。この公園の最大の特徴は、日本の「さくら名所100選」に選ばれていることです。2月中旬に開花する寒桜を皮切りに、78品種およそ1,600本のさくらが少しずつ時期をずらして花を咲かせ、来園者に親しまれています。
桜の数 約1,600本
住所 横浜市鶴見区三ツ池公園1-1
子供と一緒に遊びながらお花見
動物園・水族館は子どもはもちろん大人も大満足のレジャースポット。
自然豊かな園内では桜以外にも美しい四季の花や動物たちを見ることもでき、子供も飽きずにお花見できておすすめです。
野毛山公園・野毛山動物園
桜木町駅から徒歩15分、京急線日ノ出町駅から徒歩10分の場所に、横浜の中心部にありながら緑あふれる開放的な公園が広がります。見通しの良い展望台からは広く周辺のエリアを一望することができます。入園無料の野毛山動物園と合わせて約250本の桜がゆったりと楽しめるので、ご家族連れにおすすめのお花見スポットです。
よこはま動物園ズーラシア
オカピ、インドライオン、アカアシドゥクラングールなど、世界でも珍しい動物たちに出会える動物園。緑あふれるズーラシアでは、動物を見るだけでなく、お花見も楽しめます。園内には約500本もの桜があります。ソソメイヨシノ、シダレザクラ、オオシマザクラ、ヤマザクラなど、様々な品種の桜が園内のあちらこちらに散りばめてあり、比較的長く桜がお楽しみいただけます。
桜の数 約500本
住所 横浜市旭区上白根町1175-1
金沢自然公園・金沢動物園
金沢自然公園は、横浜最大級の緑に囲まれた約60万㎡の広大な自然公園です。併設された動物園では、ゾウを見ながらお花見が楽しめる、インドゾウ展示場前の桜並木が特にお勧めです。金沢自然公園内では、ソメイヨシノをはじめ、ヤマザクラ、オオシマザクラ、サトザクラ、コヒガンザクラ、ヨコハマヒザクラ等、十数種、約2,000本もの桜があり、比較的長く、さまざまな品種の桜がお楽しみいただけます。
桜の数 約2,000本
住所 横浜市金沢区釜利谷東5-15-1
横浜・八景島シーパラダイス
「海」「島」「生きもの」の特性を活かした、異なる4つの水族館とさまざまなアトラクションが楽しめる恋と遊びの楽園。ソメイヨシノをはじめ、ヤマザクラ、オオシマザクラなど、約700本の桜をご覧いただけます。また、桜の開花時期に合わせて、メリーゴーラウンドとアクアミュージアムをつなぐ「シートレイン」が運行ルートを変更し、桜が咲いている丘の広場を経由いたします。さらに島内では3月1日〜4月15日の期間限定でお花見イベント「SAKURA ISLAND 2018」を開催。島内各所で、春の訪れと新緑を感じていただけます。
桜の数 約700本
桜祭り 「SAKURA ISLAND 2018」2018年3月1日(木)〜4月15日(日)
住所 横浜市金沢区八景島
こどもの国
こどもの国は、多摩丘陵の自然を生かした100万㎡もの広大な遊び場です。牧場やこども動物園、プール、スケート場をはじめ、たくさんの遊具やサイクリング、アスレチックなどがあります。園内にはソメイヨシノやシダレザクラなど40種類、約1,000本の桜が順次開花し、比較的長い期間、桜が楽しめます。白鳥湖の西側の山は全体が桜で、3月末から4月上旬にかけては一面ピンク色に染まります。
桜の数 約1,000本
桜祭り 「こどもの国 さくらまつり2018」(2018年3月末~4月上旬)※開花状況により変更あり
住所 横浜市青葉区奈良町700
さいごに
今回は定番と言われる桜の名所を中心に紹介しました。しかし名所と呼ばれなくても、
何気ない場所にある桜の木や、家の近くの公園の桜も十分美しいこともあります!
桜の季節は、毎年一瞬です。
散ってしまう前に早めに計画を立てて、この時期だけの素敵な景色を見つけにぜひ、おでかけしてみてください!