神奈川県は全国的にも平均寿命が長いという結果に!厚生労働省の調査結果で青葉区1位、都筑区4位となった理由を考察

2018年4月20日金曜日

ニュース 横浜市全域

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つい先日も、横浜市から2015年の国勢調査結果をベースとした人口減のニュースがありましたが、新しいニュースです。

厚生労働省から2018年4月17日に「2015年市区町村別生命表」の発表がありました。

その内容をみると、全国の市区町村別の平均寿命1位が横浜市青葉区、
4位が横浜市都筑区という結果になりましたので紹介します。



横浜市は全国的にも平均寿命が高い!厚生労働省の調査結果を考察

平均寿命の調査は国勢調査の結果から分析

厚生労働省では、5年に1回の頻度で「市区町村別生命表」というのを作成しています。

この分析結果のベースとなるのは、前回の国勢調査が行われた2015年のデータです。
分析は2000年から行われており、今回が4回目の調査結果の公表となってます。

調査方法・信憑性は?

市区町村別生命表ですが、5年ごとに実施している国勢調査に基づいて日本人の死亡・出生数などをもとに平均寿命を算出したものとなります。

具体的には、平均寿命は男女別に各年齢の死亡数と人口によって計算されてます。

つまり、その地域に住む人たちの年齢構成などには左右されず、シンプルに死亡状況のみがあらわされているので正確性が高いと言われてます。

全国トップは横浜市青葉区!

厚生労働省の公表結果によると、平均寿命が全国で最も長寿だったのは、男性が横浜市青葉区で83.3才という結果でした。

男性の2位は川崎市麻生区で83.1才、
そして、横浜市都筑区が82.7才で4位という結果になりました。

世田谷区は高級住宅街、草津市は温泉街のためといった理由が推察されますが、横浜市や川崎市がトップに位置するという面白い結果でした。
  1. 横浜市青葉区:83.3才
  2. 川崎市麻生区:83.1才
  3. 東京都世田谷区:82.8才
  4. 横浜市都筑区:82.7歳
  5. 滋賀県草津市:82.6歳


女性は男性より6才長生き!

女性のトップは沖縄県北中城(きたなかぐすく)村で89・0歳!

続いて、沖縄県中城村や沖縄県名護市などがランクインしてます。

また、川崎市麻生区は女性も長生きしているという結果もでており、非常に興味深い結果です。

なお、横浜市都筑区は6位の88.5才で横浜市青葉区も同じ88.5才という結果になっていました。

  1. 沖縄県北中城村:89.0才
  2. 沖縄県中城村:88.8才
  3. 沖縄県名護市:88.8才
  4. 川崎市麻生区:88.6才
  5. 石川県野々市市:88.6才



さいごに

今回、公表された市区町村別平均寿命は上位・下位50市区町村が一覧化され、厚労省のホームページで詳細を参照することができます。
URL : http://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/life/ckts15/index.html

全国的な平均寿命としても、
男性では 80.5 才、 女性では86.5才と女性の方が6才ほど長生きするという結果です。

平均寿命が長い地域の特徴として感じたのは、
全国的に所得が高い地域だったり、住環境がよい地域というように見受けられましたがいかがでしょうか。


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