横浜市内でもホタルを見かけることが実はできます。
有名なスポットとしては日本庭園の三渓園もありますが、より本格的な自然のホタルを見るなら「四季の森公園」がオススメ!
「四季の森公園に訪れた際に、どこに行けば蛍が見えるのか?」
「ホタル鑑賞時に注意しておかなければ行けないことは何か?」
それでは、初めてのホタル鑑賞をされる人でも、安心してホタル探しに行けるように詳細についてお伝えたいと思います。
自然発生したホタルは200匹を超えピークに!1000人以上が夜に訪れたオススメ蛍鑑賞スポット
四季の森公園でホタル鑑賞がオススメの理由
2018年は6月9日(土)から6月17日(日)までは、四季の森公園でホタルの夕べが開催されています。この「ホタルの夕べ」イベントが開催されている間の期間中は、通常18時までとなっている公園駐車場の利用時間が、20時50分まで延長して利用できるようになっています。
この期間は近隣住民だけでなく、横浜市内・川崎市・神奈川県内から大勢のかたがホタル鑑賞を楽しみに訪れてきます。
土日は特に多く、1日で1000人以上の方々が四季の森公園を訪れて、
夜の自然公園の中でホタル探しをしに来られるほどの人気イベントとなっています。
四季の森公園の駐車場は空きがない?
四季の森公園は、駐車場が165台ほど停めることができます。ただ、1000人以上の方がホタル鑑賞に訪れるため、駐車場は大変混雑します。
というか、蛍が見れる時間は19時すぎですが、18時前に駐車場は満車になってしましうので注意してください。
公共交通機関を使っての来園が推奨となりますが、
実は穴場の駐車場もありましたので、こちらは別記事でまたお伝えしたいと思います。
※ホタル観賞のために公園周辺の路上に車両を違法駐車されますと、近所の迷惑となるだけでなく、今後『ホタルの夕べ』が開催することが困難になる恐れがありますのでご注意願います。
四季の森公園で開催されている蛍鑑賞イベント『ホタルの夕べ』とは
例年、6月中旬にホタルは梅雨の蒸し暑い夜空を飛び始めます。四季の森公園では、飛翔数のピークを迎える時期に合わせて毎年6月中旬の10日間程度に渡ってホタル鑑賞ができる「ホタルの夕べ」イベントが開催されます。
今年2018年は6月9日(土曜日)から6月17日(日曜日)の9日間。
『ホタルの夕べ』で行われる内容は、以下の通りホタル鑑賞ができるような公園の開演時間の延長対応となってます。
- 公園管理事務所での案内対応
- 駐車場の利用時間を午後8時50分まで延長
また、このホタルの夕べイベントに合わせて、中山商店街などから提供された提灯を四季の森公園の入り口に灯して、雰囲気のある夜の公園を演出しています。
ホタル鑑賞の約束
四季の森公園では、利用者の皆さまに気持ちよくホタル観賞をして頂く為のお願いがあります。- 天気の良い、蒸す日の午後7時30分頃から午後8時30分頃が鑑賞に適切です。
- 園内は暗いので足元に注意をして歩いてください。
- 安全確保の為に夜間に閉鎖している階段等は通行しないでください。園路を外れたり、林の中にも立ち入らないでください。
- 園内にゴミ箱は設置していません。ゴミは各自でお持ち帰りください。
- 建物内、ホタル観賞場所など来園者の多くいる場所は禁煙です。園内での全面禁煙にご協力お願いいたします。
- ホタル発生場所ではフラッシュ撮影、懐中電灯やスマートフォン、他の光を発するものは使用できません。
- ホタルを捕ることはできません。
- 混雑しますので、ワンちゃんを連れたご来園はご遠慮ください。
- 公園にはいつでも入ることができますが、駐車場は上記の期間を除き、午後6時に閉門します。
- 棒や傘などを振り回し、ホタルを傷つけてはいけません。
- 三脚を使用しての写真及び動画の撮影は禁止です。
実体験!ホタル鑑賞時の注意事項・便利情報
早速、四季の森公園の「ホタルの夕べ」に参加してきました。そこで実際に感じた注意事項や便利情報をまとめました。
実体験情報① 服装は長ズボン・スニーカーが必須。長袖シャツだとなお良い
というのも、ホタルのいる場所は水辺。特に人が入れないような茂みの奥が蛍は大好きです。
四季の森公園で蛍探しをした際は、ひざ下ほどの高さの雑草のある原っぱのすみっこにひっそりと蛍がいました。
草をかき分けて進むのに、長ズボンが良いのはもちろんですが、サンダルは全くオススメできません。
さらに、夜の公園には蛍だけでなく、蚊などの虫もいます。
少し湿っぽい季節ですが、長袖でも十分過ごせる6月の夜なので、服装は「ぜひ長袖シャツを着用することをオススメします。
実体験情報② ホタル鑑賞はベビーカーでも案外いける!
蛍が発生する場所は原っぱの隅っこの水辺ということで、ベビーカーはオススメできない・・・と思ってました。実際に同じように考えているパパ・ママも多く抱っこ紐をして家族でホタル鑑賞をされている方が結構多かったです。
ですが、四季の森公園で蛍が見える場所まではベビーカーでも近くに行けました。
四季の森公園の駐車場は南側です。
そこから公園北側のホタル発生場所まで歩くのは距離があってなかなか大変です。
ある程度近くまではベビーカーで行ってみて、
混雑する場所は道沿いに置いてホタルを見に行くというのができます。
また、夜20時近くになると蛍は、奥に行かなくても公園入り口近くの池でも見れるようになりました。
ベビーカーを使って整備されている道で蛍はみることができるので、ぜひ検討してみる価値はあるかと思います。
四季の森公園のホタル発生場所
初めてホタル鑑賞するために、四季の森公園を訪れた方はきっと不安に思うかも知れません。- 無事、ホタルを見つけることができるか?
- 夜の公園は怖くないか?危険はないか?
私も初めて訪れた場所だったので心配しましたが、全く大丈夫でした。
というのも、ホタルの夕べ初日の週末ということもあって、この日は1000人以上が四季の森公園を訪れてきてました。
公園内入り口に入ると、自然と人の流れがあり、それにしたがって公園北口に近づくとだんだんと行列になってきます。
あとは、周りのみんなにしたがって歩いていけば自然とホタル発生スポットに到着!
とはいえ、初めての方はわからないことばかりで不安かも知れませんので教えます。
ホタルが数多く発生する場所は、例年1〜3と日を追って変化していく傾向です。
- あし原湿原近辺(ホタル発生当初、19時頃)
- ショウブ園近辺(ホタル発生ピーク、19時半頃)
- 上の池近辺(ホタル発生ピーク後、20時すぎ)
四季の森公園のマップをみて、公園北口にある上記ポイントの場所を抑えておけば安心ですね。
四季の森公園のホタル発生状況(2018年6月)
2018年は例年よりも早くホタルの発生ピークを迎えています。
ゲンジボタルは、6月6日の時点で210頭くらい発生。
6月9日のホタルの夕べまでは特に雨も降らなかったので、この日はさらに多くのホタルを鑑賞することができました。
発生場所は園内でホタルが鑑賞できる場所全てで見られています。
特に多く鑑賞できているのは上の池付近です。
実際にホタルの頭数を数えれた訳ではありませんが、
19時半を越えると、至るところでホタルを見かけるようになり珍しく無くなるほどに。
おそらく500頭ほどは発生してたのではないでしょうか。
蛍は蒸し暑い日の晴れた夜に多く飛び回りますが、虫なので雨が苦手です。
雨が降らなければ数日は多くの頭数を鑑賞できるのではないかと思われます。
さいごに
ホタルは成虫になると一週間ほどの短い命の間、餌もとらずに懸命に生殖活動を行います。ホタルの発光はその大切なオスとメスの出会いの手段であり、光の攪乱はホタルの生息を危機に陥れる行為。
ホタル発生場所では、懐中電灯やデジタルカメラ、スマートフォンなど光を発するもののご使用はご遠慮ください。
また、虫網を持っての観賞はなさらず、全員が気持ち良く観賞を楽しめるような配慮を行ってください。
この蛍が発生する6月は公園へは自由に入ることができますが、
車の場合、駐車場の閉門時間以降は、駐車場のご利用はできません。
※6月10日までは18時で閉まってしまうのでご注意を。
駐車場の閉門時間延長は、ホタルの夕べ開催期間は午後8時50分まで行ってますが、
土曜日・日曜日はとっても混雑しています。
ぜひ、家族で夫婦で自然のホタル鑑賞を楽しみに四季の森公園を訪れてはいかがでしょうか。
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