横浜・都筑区の川で熱帯魚が大量発生|テレビで連日放送された「佐江戸せせらぎ水辺」とは?

2022年5月19日木曜日

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横浜市都筑区の佐江戸の住宅街を流れる用水路に大量の熱帯魚が繁殖していると話題になってます。
 
横浜市都筑区・港北区で話題のスポット!

 横浜・都筑区の川で熱帯魚が大量発生|テレビで連日放送された「佐江戸せせらぎ水辺」とは?


横浜市の住宅街を流れる小川。この川である問題が発生してます。


横浜市都筑区の佐江戸の住宅街を流れる水路で熱帯魚が大量繁殖しています。

本来は日本の川にいない外来種の熱帯魚が1000匹以上も。

飼っていた人が放流したことがきっかけのようですが、生態系の破壊につながる懸念が出ています。


佐江戸せせらぎ水辺で熱帯魚が大量繁殖


熱帯魚が繁殖している「佐江戸せせらぎ水辺」はららぽーと横浜近くにあります。

近くには都筑水再生センターがあり、高度に処理された下水や雨水を流す用水路はとてもきれいな水が流れてます。


鶴見川に流れこむ用水路の上流部は「佐江戸せせらぎ」(約1km)と呼ばれ、下流部は「江川せせらぎ」(約1km)と呼ばれています。

とても綺麗な清流で、放流されている錦鯉が人気の小川は6月には蛍が飛び交い、川岸にはカワセミやシラサギ、トンボも見かける人気スポットです。


4ー5年前から熱帯魚が生息


佐江戸せせらぎ水辺に熱帯魚が泳ぐようになったのは4~5年前から。

小川の中の様子を見ると、縞模様の青い魚が沢山泳いでいて、その数は1000匹以上と言われてます。



佐江戸せせらぎ水辺に生息している魚は「ゴールデンゼブラシクリッド」で、アフリカのマラウイ湖に生息し、本来は日本の川にいない外来種の熱帯魚です。

ペットショップで1匹200円程度で売られており、おそらく飼いきれなくなったりした方が、放してしまったものだろうと思われます。


浄水場の処理水の温度も原因


本来あたたかい場所でしか生息できない熱帯魚が、横浜の住宅街で大量繁殖したのか?

その理由はこの水路が近くの水処理センターの処理水が流れ込んでいるためとみられてます。


浄水場の暖かい処理水が流れ込むことで、年間通して水温が20度前後と温かい小川になり、熱帯魚でも寒い冬を越せたといいます。


現地では珍しい魚目当てに釣りに訪れたり、網を持って捕獲する人も増えているようです。

 
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さいごに


都筑区の佐江戸せせらぎ水辺に大量繁殖している熱帯魚のニュースは、全国放送のテレビ(めざましテレビ、すっきり、Nスタ等)で、連日取り上げられてます。

佐江戸せせらぎ水辺の下流部には、桜とチューリップのコラボが有名な江川せせらぎもあります。

浄水場近くの佐江戸せせらぎだけにしか熱帯魚は住めないと思いますが、他の生態系への影響がないことを望みます。


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