【受験記】はじめての情報処理技術者試験②’午後試験で時間不足を解決するおすすめの方法[高度試験合格のコツ]

2017年2月4日土曜日

勉強・資格

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高度情報処理試験の午後試験は、圧倒的に時間が足りません。
時間が足りなくて悩んでる方にオススメの解き方をご紹介します。

時間が足りない状況を解決するには?

2つ方法があります。

  • 知っている知識を増やし、問題を解く時間を減らす
  • テクニックを使い、問題を解く時間を減らす
前者は、単に知っている問題なら早く解けるようになりますが今以上の知識量が必要。
それが、一番難しいのは皆さんもご存知の通り…

本記事でお伝えしたいのは、後者のテクニックです。
高度情報処理試験のネットワークスペシャリストや情報処理安全確保支援士(旧セキュリティスペシャリスト)などで使えます。

※ 高度情報処理以外の情報処理技術者試験情報はこちら




高度情報処理試験の午後試験の高速な解き方

午後試験は、解答する問題を選択する必要があるのは、ご存知だと思います。
  • 午後1なら、3問中2問。
  • 午後2なら、2問中1問。
それでは、午後1・午後2ともに試験が始まったら以下の通りやって見てください。

(1)問題選択時

説明文を読んでどの問題を解くか選択する際です。
説明文を斜め読みしながら1分程度使って、「穴埋め問題」を先に解きます。

問題を決める前で構いません。説明文内に、答えを殴り書きしてください。
その結果で、解きやすい問題か判断してください。

「穴埋め問題」の回答は斜め読みでわかる範囲でOKです。
2度読み、3度読みはしないでください。

少し無理そうと感じたら、時間をかけず粘らないでください。
次の問題にすぐ移り、そちらも同じように進めます。

午後試験の選択ですが、解ける問題を選ぶ試験ではありません。
1番点が取れなそうな問題を捨てる選択をすることです。

そして、「穴埋め問題」を説きながら進めることで、問題選択後に再度読み直す時間を減らすことができます。

(2)問題選択後

捨てる問題を決めたら、次は問題文の内容を要約します。
要約内容は以下の3つです。
問題の要約は、説明文内の下線部に書き込んでください

①問題番号
→下線部の内容がどの問題文で問われているか、リンク付けします。

②問題文の要約
→五文字くらいが目安です。
例えば、「原因」「解決法」「被疑箇所」など。自分がわかれば良いです。
「why?」や「who?」とかでもOKです。

③回答文字数
→30文字以内なら、「30」と書きます。

こちらは、わたしが実際に本番試験をうけた際の問題用紙です。



全ての問題で上記の情報を説明文内に追記することで2つメリットがあります
  • 問題文から、解けそうな内容か最終判断
  • 説明文のページだけに集中可能
このタイミングが捨てる1問を決める最終ラインとなります。
要約することで、問題の難易度が把握でき、最終的な判断ができます。

また、説明文を読みながら問題文を読むという動作は集中が切れやすいです。
なぜなら、ページめくりが頻繁に発生するため読んでた箇所を見失うためです。
説明文のページに集中することで、かなりのスピードアップが望めます

まとめ

一般的に、「過去問を解く際は時間を測りながら本番のつもりでやりましょう」と言われてます。

正論ですが、試験勉強で過去問をやる際の制限時間はほぼ意味をなしません。
なぜなら、数回繰り返すと問題内容と回答がわかってしまうからです。

よって、この癖をつけて試験を解く時間をストレートにスピードアップさせましょう。

私の体験談

私も最初はこの方法を試してませんでした。
ですが、知識不足より時間不足を感じるようになって、試行錯誤して上記の方法にたどり着きました。

問題の長い説明文を最後まで読み終わる頃には解答が一通り書けているので、試してみることをお勧めします。

また、今年も情報処理技術者試験があります。詳しくは公式サイトを。


 >> かんたん合格! 情報処理技術者試験の対策勉強(おすすめ)

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