ゆうちょ口座は休眠せず? 12年間未使用のゆうちょ口座を使えるようにする方法とは

2017年3月8日水曜日

体験談

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私の郵便貯金総合通帳には、「郵政省」という懐かしい表記があります。
なぜなら、郵貯の口座を12年以上利用していなかったため、郵政省がゆうちょ銀行になっても通帳を切り替えてませんでした。

さて、10年以上使ってなくておそらく休眠口座となったであろうゆうちょの口座を、再度使えるようにするまでの流れを紹介したいと思います。




ゆうちょ銀行で長期利用がない貯金の取り扱い概要

ゆうちょ銀行は長期間、預入や払戻しなどの利用がない貯金の取り扱い概要を、ホームページで公表しています。
私のケースにおいて最終利用が2007年以前ということで該当します。なお、10年経つと休眠口座となり、20年経つと権利消滅となるとのことです。
2007年9月30日以前に預け入れした定額郵便貯金、定期郵便貯金、積立郵便貯金については、満期後20年2カ月を経過しても払戻しの請求などがない場合は、旧郵便貯金法の規定により権利が消滅する。ゆうちょ銀行では、満期の際には早めに手続きをするよう呼びかけている。
2007年9月30日以前に預け入れした通常郵便貯金、通常貯蓄貯金については、2007年9月30日の時点において、最後の取扱い日から20年2カ月を経過していない場合は、そのほかの金融機関と同様、最後の取扱い日から10年が経過すると「休眠口座」として預かり、利用者から払戻しの請求があれば支払う。なお、2007年9月30日の時点において、最後の取扱い日から20年2カ月を経過している場合は、旧郵便貯金法の規定により既に権利は消滅している。
また、2007年10月1日以後に預け入れした貯金については、最後の取扱い日または満期日から10年が経過した場合は「休眠口座」として預かり、払戻しの請求があれば支払うとしている。
ゆうちょ銀行では、上記に心当たりがある場合は、早めに近くのゆうちょ銀行または郵便局の貯金窓口で払戻し等の手続きをするよう呼びかけている。なお、取扱いの状況によっては、手続きに日数を要する場合があるという。
また、住所や名前に変更があった場合には、満期の際などに案内が届かないことがあるので、早めに近くのゆうちょ銀行または郵便局の貯金窓口に変更の届出を行う必要があるとのこと。

ゆうちよ銀行口座の復活方法

必要なもの

  • キャッシュカード
  • 郵便貯金通帳
  • お届け印
  • 免許証

手続きの流れ

実際に手続きをするのは、ゆうちょの窓口のみとなり、WEBなどでは申請できません。
また、書類に不備があった際は申請した窓口で再処理を行う必要があるので、自宅近くの郵便局の利用を推奨としてます。

さて、申請処理は非常に簡単で、以下のとおりでした。
  1. 窓口で、休眠状態から使えるようにしたい旨を伝える
  2. 通帳、キャッシュカード再発行の為、書類を3枚ほど書く。(住所、名前、生年月日、電話番号、通帳記載の口座情報など)
  3. 書類提出後、その場でしばらく待ち通帳を受け取る。
  4. キャッシュカードは、後日郵送となる。
私の通帳は、本人確認が不要の時代に作られたと窓口で言われました。
このタイミングで本人確認の書類などを記載する必要があり、書類は通常よりも多めだったようです。また、口座の利用目的を示す書類も書いています。

今は当たり前と思われることも当時はなく、時代の移り変わりに伴い色々な規制が厳しくなっている様が感慨深いです。

所要時間

所要時間は書類を書くのに5分程、待ち時間を含めても20分ほどで終わります。
窓口のかたも慣れた感じで、担当者さんが一人で処理を進めてくれました。

休眠口座からの復活方法は?

さて、休眠口座からの復活ということで特別な処理があるかと思いましたが、実態として特に何も特別な処理はありませんでした。

公式ホームページでは発表しているものの、ゆうちょ銀行の口座は年配の方が昔から利用しており公共性が非常に高いのが関係するのでしょうか。いずれにせよ、その日のうちに利用できるようになったのは助かります。

さいごに

親が私のために作ってくれたはじめての預金通帳となり、昭和の頃から記帳されていました。新しい通帳になっても大事に保管しようと思います。


ちなみに、気になってたゆうちょ銀行の口座残高は100円でした。(笑)


最後の取引から12年たってます。そのあいだ利子が全くついていないのは、やはり休眠口座だったということなのでしょうか。。。


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