都筑区から中川と東山田の街づくり活動が表彰!第8回横浜・人・まち・デザイン賞を受賞した理由

2017年5月24日水曜日

パパ目線 港北ニュータウン 中川 東山田

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横浜市では、市内での地域まちづくりに関して特に著しい功績のあった活動や、都市景観の創造や保全に寄与したまちなみを構成する建築物等を表彰して、魅力あるまちづくりをより広く進めていくことを目的に「地域まちづくり部門」と「まちなみ景観部門」の2部門の表彰を行っています。

今回、第8回横浜・人・まち・デザイン賞 地域まちづくり部門表彰では横浜市都筑区より中川と東山田での街づくり活動が表彰されましたのでお伝えします。


第8回横浜・人・まち・デザイン賞 地域まちづくり部門表彰

本賞の目的

横浜・人・まち・デザイン賞は、魅力あるまちづくりをより広く進めていくことを目的として、横浜市内での地域まちづくりに関して特に著しい功績のあった活動や、都市景観の創造や保全に寄与したまちなみを構成する建築物等を表彰するものです。
第8回となる2017年は、地域まちづくり部門で6件、まちなみ景観部門で8件を表彰しています。

地域まちづくり部門受賞(中川)

表彰対象活動

中川駅前商業地区の安全で魅力的なまちづくり

受賞者(敬称略)

(本賞)特定非営利活動法人ぐるっと緑道
(支援賞)まちづくりコーディネーター 内海 宏
      東京都市大学環境学部教授 室田 昌子

活動内容

中川駅前商業地区で歩行者の安全を確保しようと歩道の整備に取り組みました。その後、活気が失われつつあった商業地区を再生させるため、まちの魅力向上を図り、住民が集う場にしようと活動を始めました。

 まず、商業地区に住民同士の交流拠点やまちの情報を発信する案内所として、コミュニティカフェを開設し、その後、遊歩道や駅前広場に花壇、ベンチ、ステージ等を整備したことで、花と緑あふれる商業地区に生まれ変わりました。
 地域の事業者や大学、様々なボランティア団体などとネットワークを築きながら、まちの活性化に貢献しています。

地域まちづくり部門受賞(東山田)

表彰対象活動

「まち工場による地域子育て支 援」~東山田準工業地域の取り組み~

受賞者(敬称略)

(本賞)一般社団法人 横浜もの・まち・ひとづくり
(支援賞)まちづくりコーディネーター 大木 淳
      美里橋サークル

活動内容

住宅と工場が混在する東山田準工業地域では、その地域性を活かし、小学校の校外学習として、工場でのものづくり体験などを行っています。
 自分たちのまちの企業を知ってもらう機会を子どもたちに提供することで、子どもたちの心が育まれるとともに、ものづくりや企業に対する興味や関心が生まれ、職業の選択の幅が広がります。
 こうした取組によって、子どもたちの教養育成のみならず、その学びの成果を通じて住民と企業の相互理解と交流が図られています。


さいごに

中川、東山田ともに街の新たな魅力や住民交流の場、地域の学校の学生を巻き込んで新たな価値の創出を目的に連携をとりながらまちづくりを推進している点が表彰されました。

横浜緑化フェアの活動の一環として中川駅近くでは「早渕川・老馬谷ガーデン」が4月1日に完成して一般オープンしています。
200mの園路となっておりチューリップやパンジー、コスモスなど季節の花を見ながら散歩が楽しめるの訪れてみてはいかがでしょうか。


近年は新しい建物・駅などの建設が少なくなっており「まちなみ景観部門」で受賞する機会は少なくなっていますが、街づくりは建物が建ってからが本番となる活動となり、その分野での受賞は都筑区の街づくりが継続されている証拠ではないでしょうか。

今後も緑あふれる里山や地域の会社との連携を生かした都筑区らしい街づくりを期待したいと思います。

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