住宅・土地統計調査結果を考察!神奈川県で富裕層が多く住む地域は横浜 or 川崎?

2017年6月13日火曜日

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富裕層とは、金融純資産を1億円以上保有する世帯と定義されています。
そのうちの約4割は、首都圏(東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県)に住んでいます。

中でも富裕層の人口比がいちばん高いのは、神奈川県です!
私自身、東京都でないことに違和感を覚えたのですが、トータル人口で見てみると東京都に住む富裕層の数は、10万人以上も神奈川県より多くなっています。

神奈川は人口比が一番高いものの、東京都は人口が多いので富裕層の人数では一番多いという結果。

そんな数字のマジックも見方を変えるとありますが、今回は総務省統計局の「住宅・土地統計調査結果」に基づいて、神奈川県の世帯平均年収、年収1,000万円以上の世帯割合、年収300万円未満の世帯割合をできるだけフェアに試算してみます。



試算結果については、上記の表のとおりです。
なお、松田町や箱根町など公表データに掲載されていない一部の自治体については、試算を行ってません。
また、一人暮らしの学生などの単身世帯は、試算にあたって母数から除外しています。

それでは、データから読みとった内容を考察しましたのでお伝えします。


神奈川県で世帯平均年収が多い地域

神奈川県において世帯平均年収が多い地域をご存知ですか?

横浜市と川崎市の大部分の区域が該当します。

川崎は東京のベッドタウンであったり、交通アクセスが良いことで武蔵小杉などが人気となり世帯年収の高い人たちが住まわれています。

また、横浜は昔から人気の街としてランキングされており、特にみなとみらい近辺は高層マンションに富裕層が住んでいると言われています。

神奈川県内では他に、鎌倉市、藤沢市、茅ヶ崎市、逗子市、伊勢原市、海老名市、南足柄市、葉山町、大磯町、二宮町、大井町、開成町などで世帯平均年収が多くなっています。

逆に三浦半島と箱根山周辺は農業・漁業を中心とした生業の方が多いためか世帯年収は高くない傾向となっています。
とはいえ、我が国において最も裕福な暮らしをしている住民は、東京都と神奈川県の住民となります。

横浜市の富裕層が住むエリア

横浜市において富裕層が多く住む地域ですが、データ上はみなとみらい21を擁する西区や中区ではありません。
実は、東急田園都市線沿線の青葉区や港北ニュータウンが立地する都筑区となっています。

具体的には、こちらの地域が該当しました。

  • 青葉区:美しが丘、あざみ野、青葉台、松風台など。
  • 都筑区:荏田、中川(センター北)、茅ケ崎(センター南)


なお、他の地域では以下が該当します。
  • 中区:横浜市役所などの行政機関や中華街などの観光資源が立地する山手町、千代崎町、本牧なども高級住宅街として有名
  • 西区:大型商業施設や横浜ランドマークタワーなどが立地するこちらでは、岡野、浅間台などが該当。
  • 金沢区:マリンレジャー施設などが立地するこちらは、能見台など。
  • 港北区:新横浜都心を擁する港北区では、大倉山、日吉、菊名など。
  • 戸塚区:品濃町などの一部地区は、高級住宅街と言えるようなエリア

横浜市において世帯年収が高い方というのは、高い地価のエリアで一戸建てを保有している方なのかもしれません。

川崎市の富裕層が住むエリア

川崎市において富裕層が多く住む地域は、海側(川崎区)を除く山の手側の地域に広がっています。
具体的には、こちらの地域で高級住宅街と言えるような住宅街の形成が見受けられます。
中原区:小杉町、今井南町など
宮前区:宮前平、小台、土橋、鷺沼など
麻生区:王禅寺、上麻生、万福寺(新百合ヶ丘)などの地区

たまプラーザ近い鷺沼や宮前平や新百合ヶ丘付近は綺麗な街並みで人気がありますね。


その他の地域で富裕層が住むエリア

横浜市と川崎市以外では、鎌倉市の鎌倉山、西鎌倉、由比ヶ浜、扇ヶ谷など、逗子市の披露山庭園(小坪)など、葉山町の一色などの地区において、高級住宅街と言えるような住宅街の形成が見られます。

海沿いのエリアに面した葉山、鎌倉といったエリアは昔から人気があり都心から近い環境で自然を感じれるのが人気の秘訣のようです。


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