「世田谷区たまがわ花火大会」と「川崎市制記念多摩川花火大会」が同時開催される「多摩川花火大会」は神奈川県で人気1位の花火大会です。
横浜みなとみらいの花火大会以上の人気があり、両会場の来場者数は最高100万人に達したこともあります。
今回は、多摩川の花火大会の打ち上げ場所と、おすすめの穴場スポットをご紹介します。
また、穴場スポットからの最寄り駅や、撤退方法、場所取り時間なども記載していますので、快適な花火観覧にお役立てください。
なお、同じ多摩川の上流に位置する京王多摩川駅付近の多摩川河川敷で開催される「調布花火大会」とは別のイベントです。
同じく多摩川の下流に位置する「多摩川六郷花火大会」とも違い、二子玉川から武蔵小杉近辺で開催される花火となってますので、お間違えなの内容に!
多摩川花火大会のおすすめ情報
川沿いで行われる花火大会では、2つの花火大会が同時開催されることが少なくありません。今回ご紹介する花火大会も2つの自治体が同時開催している花火大会になります。
東京都世田谷区が開催する「たまがわ花火大会」と神奈川県川崎市が開催する「多摩川花火大会」です。
開催自治体が東京と神奈川と2つあり同時開催するので、多摩川の両河川敷には大勢の人が花火を見に集まります。
「たまがわ」か「多摩川」の違いはありますが、双方の打ち上げ会場は近く両方の花火をみることができるので、今回は2つの花火大会を一緒に楽しめるようオススメ情報をご紹介していきます!
多摩川(たまがわ)花火大会の見どころ
私が一番大好きなのはナイアガラ!でもスターマインもいいですね。
神奈川県川崎市側の多摩川花火大会は、音楽と花火を融合させた「ハナビリュージョン」も行われ花火大会を盛り上げます。
会場から近く無いと音楽が聞こえないので、打ち上げ場所近くに席を確保できた人はぜひ見逃さないでいただきたいです。
多摩川(たまがわ)花火大会 の日程・時間・開催場所・駐車場
日程
多摩川花火大会は例年8月の第三土曜日に開催されていますが、2014年・2015年は8月の 第四土曜日に開催されました。さて今年度ですが、2017年は8月19日(土)に開催されることが決定しました!
打ち上げ時間は例年通り、19時から20時の予定です。
2017年8月19日(土)2017年は順延はなく悪天候の場合は中止となります。
19:00〜20:00
多摩川沿いは天気が荒れることも多く夕立があったこともあるので、傘やカッパなどの雨対策は必須ですね。
開催場所
開催場所は世田谷区側と川崎市側で異なります。双方の会場は田園都市線を挟んで神奈川側と東京都側で開催されるので、広い範囲でみることができます。
- 世田谷区:世田谷区立二子玉川緑地運動場
〒157-0077東京都世田谷区鎌田1-3-5
- 川崎市:川崎市高津区諏訪・多摩川河川敷
神奈川県川崎市高津区諏訪2丁目7−14周辺
気になる駐車場は?
両方の会場ともに駐車場はありません。昨年、二子新地駅より徒歩約10分あたりの神奈川県高津区宇奈根の河川敷から多摩川の花火を見ましたが住宅街に路上駐車しているのを多く見かけました。
花火大会の間の短時間とはいえ大量の車が停車してましたが、警察も取り締まりする余裕ないのでしょうか。
とはいえ、この近辺の道は狭いのであまり駐車したいとは思えませんね。
花火帰りの人も大勢いるので、事故があっても困ります。
ということで、駐車場の用意はないので、公共交通機関を利用することをおすすめします!
交通規制などの情報はこちらとなりますので参考までに。
概要まとめ
多摩川花火大会の開催日時やアクセス情報を整理すると・・・開催日時:8月22日(土) 19:00~20:00
※荒天時は8月23日(日)に延期
打ち上げ場所:世田谷区立二子玉川緑地運動場/川崎市高津区諏訪多摩川河川
打ち上げ数:約12,000発(川崎:約6,000発/世田谷:約6,000発)
アクセス
・東急大井町線/上野毛駅から徒歩約8分
・東急田園都市線/二子新地駅から徒歩約15分
・東急田園都市線/高津駅から徒歩約25分
多摩川(たまがわ)花火大会の概要・見どころ
多摩川花火大会ですが、見どころはなんと言ってもスターマインやナイアガラです。多摩川花火大会は世田谷区側と川崎市側合わせて約1万2,000発もの花火が打ち上がります。
来場者は合わせて約50万人で、世田谷区側の方が訪れる人が多いです。
屋台は多くはありませんが、二子玉川駅周辺にちらほら出ています。
逆に、穴場は神奈川県側に多いということになりますね。
多摩川(たまがわ)花火大会の有料席・チケット情報
東急田園都市線の二子玉川駅と二子新地駅が主な主要駅となり、この2つの駅周辺は大混雑
します。
ゆっくり見ることができる有料席を確保しておくと子供連れファミリーでも安心できますね。
さて、有料席ですが、東京都世田谷区側も神奈川県川崎市側も共に有料席が用意されています。
花火打ち上げ会場が異なるので、有料席のエリアも別々になっており、世田谷区は打ち上げ会場の世田谷区二子玉川緑地運動場内に設置されています。
お値段はこちらの通り。
だいたい、1人3000円あれば良さそうですね。
・テーブル席A(定員4名):3万円
・テーブル席B(定員4名):2万円、
・イス席1名分:4,000円
・ペアシート席2名分:1万円、
・シート席(定員4名):12,000円
・大型シート席(定員10名):3万円
神奈川県川崎市側は花火打ち上げ会場の対岸の東京都世田谷区玉川1丁目3−26周辺に用意されますので、東急田園都市線の二子玉川駅を使うのがおすすめです。
お値段はこちらの通り。
少し高めですが、ドリンクとお菓子がついてきます。
パイプ椅子席1名分:5,000円他にも二子玉川公園内にある上野毛会場にも有料席はあります。
ペアシート2名分:13,000円、
ファミリーシート(定員4名):2万円
場所:東京都世田谷区玉川1丁目16番1号 二子玉川公園
パイプ椅子席1名:4,500円例年、6月からチケットが発売されます。
ペア席(パイプ椅子2脚):13,000円
世田谷区花火大会実行委員会と川崎市役所商業観光課のホームページで案内がありますよ。
多摩川(たまがわ)花火大会の穴場スポット
多摩川花火大会ですが、本当におすすめです。
その理由は、広い河川敷で開催されるため、周辺に建物がなく広い空間にゆったりと座れるため、子供連れファミリーや近所の人も大勢参加してます。
比較的場所の確保がしやすいことで人気の花火大会なので穴場スポット・・・とは言わないかもしれませんが、どこで見れば良いか悩んでいる方に向けておすすめの場所をお伝えします。
ぜひ参考にしてみてください。
穴場情報その1:宇奈根キャンプ場周辺
神奈川県川崎市高津区宇奈根784周辺私が多摩川花火大会に行く際に毎回利用する場所です。
昨年もこちらで見ました。
打ち上げ場所から少し離れているので混雑も緩和されているのでおすすめ。
川崎側の花火は少し遠いですが、東京側の花火は真正面でよく見えます。
個人的にはここが一番花火がキレイに見れる穴場だと思ってます。
※宇奈根にある西松屋ですが、車で行くなら駐車することができるのでおすすめです。14時くらいに行けば、駐車ができそうですよ!
穴場その2:宇奈根公園
東京都世田谷区鎌田2丁目打ち上げスポットにも近く迫力ある花火を堪能することができます。
二子玉川駅より歩くと約20分かかるため、少しだけですが人が少ない場所になります。
宇奈根キャンプ場近辺もですが、駅から離れると混み合わず花火を楽しむことができますね。
15時頃から場所取りは始まっているので、穴場とはいえ早めに行動することをオススメします。
穴場その3:多摩川遊園
〒158-0092 東京都世田谷区野毛2-9打ち上げ会場から少し離れており、駅からも歩いて約20分かかることからあまり混雑していない穴場スポットです。
花火はキレイに見えるので問題ありません。ちょっと歩いてもゆったりと花火を鑑賞したいという方にはおすすめの場所です。
穴場その4:城学園前駅から喜多見駅にかかる橋
小田急線の成城学園前駅から喜多見駅にかかる多摩川をまたいだ橋の上でも花火を見ることができます。打ち上げ会場からは車で20分ほど離れていますが、最初やクライマックスの大玉の花火は堪能することができます。
あまり混雑エリアに行きたくない&車で見に行きたいという方であれば、このあたりに駐車して見るのが良さそうです。
穴場その5:東名高速周辺の河川敷
同じく、小田急線和泉多摩川駅から多摩川の土手を二子玉川方面に約20分歩いた場所にある、東名高速をくぐった場所の河川敷もオススメの穴場スポットです。田園都市線を使わなければ混雑しませんので、穴場としてはおすすめです。
ここからでも花火もキレイに見ることができます。
その他の穴場
私的には、上記の穴場スポットだけでも十分だと思ってます。どの穴場スポットも19時直前でも花火がよく見える結構いい場所で座れて花火大会を楽しむことができるからです。
一応、参考までにリストアップするとこちらの通り。
この場所で花火が見えるか気になっている方の参考になれば嬉しいです。
多摩川遊園 住所:東京都世田谷区野毛2-9
砧野球場 住所:東京都世田谷区喜多見1-12-2
玉川高島屋屋上 東急田園都市線「二子玉川駅」徒歩5分
第三京浜の下流河川敷 東急田園都市線「二子新地駅」徒歩10分
東名高速付近の河川敷 小田急線「和泉多摩川駅」から徒歩30分
さいごに
二つの迫力ある花火大会の花火を堪能できる多摩川花火大会、どちらも混んではいますが夏の思い出にぜひ訪れてみてください。
多摩川花火大会は子連れで絶対に混雑したら困るという方にとってもおすすめですよ。
注意したいのが、穴場スポット探しより帰宅時の混雑対策です。
紹介した穴場スポットはどれも座ってゆったりと見ることができますが、なんせ多摩川花火大会は来場者が多すぎます。
帰宅時の混雑が激しいので、二子玉川駅や二子新地駅の田園都市線を利用する際は可能ならば早めに帰宅されることをおすすめします。
可能なら、JR南武線などの別の路線から帰れるならそちらの方が楽ですよ。
それでは、多摩川の夏の風物詩を愉しんで来てください。