冬になると空気は乾燥するため、火事には気を付ける必要があります。
そんな中、横浜市都筑区内では最近、火事が多くなっています。
そのほとんどの原因は『放火』となっているとのことで、あらためて注意が必要です。
原因は放火!都筑区内で火災が多発傾向に
火災原因のトップは放火です。都筑区内でも管轄の消防署及び消防団により巡回警戒を実施しておりますが、各自におかれましても、もう一 度、ご家庭や地域で放火対策の再確認をする必要がありそうです。
なお、本年中の火災件数は39件ですが、昨年同時期より13件増加しているとのこと。
また夏ごろから放火が原因と思われる火災が増えているのが特徴です。
- 09月01日(金) 午後3時 荏田東四丁目(放火の疑い)
- 10月10日(火) 午後 すみれが丘共同住宅(放火の疑い)
- 10月15日(日) 深夜 折本町事務所(調査中)
- 10月18日(水) 夜 牛久保西 公衆トイレ(放火の疑い)
- 10月19日(木) 夜 茅ヶ崎南共同住宅(放火の疑い)
- 10月24日(火) 夜7時 中川二丁目の公園(放火の疑い)
横浜市消防局が公開している公園などでの放火情報でも、9月に入り放火が急増しているのがわかります。
2016年
4月8日 22時37分頃 牛久保東(ごみ類)
6月22日 22時0分頃 川向町(合成樹脂等)
2017年
3月8日 0時33分頃 高山 枯草
4月5日 16時45分頃 北山田三丁目(落葉)
9月1日 15時23分頃 荏田東四丁目(自転車カバー)
10月10日 14時35分頃 すみれが丘(木質製品)
放火火災の傾向と防止対策
■傾向
最近の放火火災は、自動車やバイクの車両カバーに火をつけられたり、敷地内に入り、家の周囲の燃えやすい物に火をつけられた事例や放置自転車に火をつけられた事例がほとんどです。■防止対策
あらためて、家の周囲にある燃えやすい物の点検、整理を行うなどの、放火防止対策を行ってください。- 新聞、雑誌、ダンボールなどの燃えやすいものを家の周囲に置かない
- ゴミは、決められ時間や場所に出す
- 門扉、通用口、車庫、物置等のドアは必ず施錠する
- 不要品や古材等は、整理整頓して、物置等に保管する
- 外出時や就寝時は、窓、ドア等の開口部の施錠を必ずする
さいごに
秋も深まり冬になると暖房を使う季節となります。身近な火災予防としてできることは、定期的なコンセント・プラグの清掃を行うことです。
また、整理整頓がされていない住宅は狙われやすく、集合住宅であっても屋外に燃えやすいものを置かないようにする必要があります。
冬はこれまで以上に火災は発生しやすくなるため、気を付けてください。