横浜市都筑区の都田地区において、地区センターと地域ケアプラザの整備が進むようです。
建設予定地は、今も建設が進んでいる横浜環状北西線の上部の土地を活用する計画です。
現在は、地域に住まわれている方との建設懇談会を計3回進める予定で調整を行っている状況となり、第1回が行われましたのでどのような内容だったかお伝えします。
都田地区における地区センター・地域ケアプラザの整備について
横浜市は、地域の身近な拠点として地区センター及び地域ケアプラザの整備を進めています。このたび、両施設の整備計画があった都田周辺に、横浜環状北西線トンネル上部の土地(都筑区東方町655-1ほか)を利用し、2つの施設を複合で整備をすることになりました。
そのため、施設に求められる機能や施設構成等について整備予定地周辺の自治会町内会や各種団体の代表者の皆様と行政が話し合うための「(仮称)都田地区センター・地域ケアプラザ」建設懇談会を開催しました。
地区センターの役割・機能・設備とは
都筑区内には、4館あります。- 中川西
- 仲町台
- 都筑
- 北山田
地域住民が、自らの生活環境の向上のために自主的に活動し、スポーツ・レクレーション・クラブ活動などを通じて相互の交流を深める場として設置されています。
地区センターの利用圏は半径1.5kmを想定しており、地区センタに必要な設備は、主に以下のとおりです。
- 会議室
- 工芸室
- 料理質
- 和室
- 体育室
- プレイルーム
地域ケアプラザの役割・機能・設備とは
都筑区には5館あります。- 加賀原
- 葛が谷
- 新栄
- 中川
- 東山田
市民の誰もが地域において健康で安心して生活を営むことができるように、地域における福祉活動・保健活動の振興を図るとともに、福祉サービス、保健サービスを身近な場所で総合的に提供するために、中学校区程度に一か所整備が進められています。
主な機能として、地域の福祉保健活動を支援する以下があります。
- 地域活動・交流
- 福祉保健の相談支援
主な設備としては、以下のとおりです。
- 多目的ホール
- 調理室
- ボランティアルーム
- 地域ケアルーム
都田地区センター・地域ケアプラザの概要
新しくできる施設の概要は以下の通りです。- 地区センターと地域ケアプラザの複合施設であること
- 両方の施設を一元運営
- 延べ床面積1,500m2
- 鉄骨造の二階建て
建設予定地
横浜市都筑区東方町を通る横浜北西線のトンネル上部となります。建設懇談会での要望内容
なお、建設懇談会でいただいた意見としては以下のような要望がありました。- 子供が自習室として使えるスペース
- 系運動が可能なスペース(卓球など)
- 都筑野菜を活用した料理教室
- 高齢者向け茶飲みスペース
- 子育て中の利用者向けに授乳室
- 鶴見川氾濫による浸水などからの避難場所
さいごに
第1回の建設懇親会は10月11日に行われました。次回は、第2回を11月27日、第3回を2月15日に行う予定となっています。
今後の横浜環状北西線トンネルの工事と合わせて、本計画もより具体化していきそうです。