横浜市都筑区にある川和町の再開発計画に進展がありました。
横浜市営地下鉄グリーンラインの川和町駅と言えば、「富士山が日本一綺麗に見える地下鉄の駅」として認定されています。
この川和駅で、まずは土地区画整理事業が川和町周辺西地区にて2018年より実施とのことでお伝えします。
総事業費は36億7000万円！川和町駅前の開発は2018年夏スタート
以前より進められていた、横浜市営地下鉄グリーンラインの川和町駅で来年夏より開発がスタートすることがわかりました。
今回あきらかになった事業計画は、川和町周辺西地区で計画されている土地区画整理事業となります。
総事業費は36億７０００万円と想定されており、業務代行予定者はフジタにより来年夏ごろの工事着手を目指すとのことです。
川和町駅周辺地区まちづくり基本構想とは
横浜市では、これまで、川和町駅周辺地区のまちづくりの検討を進めてきました。今後、重点的にまちづくりの検討を進めるにあたり、川和町駅周辺にふさわしいまちづくりの推進に向け、基本的な方向性を共有することを目的に、「川和町駅周辺地区まちづくり基本構想」が作成されています。
本内容は、2017年12月17日に川和小学校で近隣住民への説明を行っており、その内容はこちらのとおりとなります。
- 川和町西側は、土地区画整理事業により都市的土地利用への転換
- 川和町駅前は、日常的に買い物ができる商業施設やサービス施設・住宅が集積し複合市街地に
- 川和町南側は、良好な工場地として保全・育成
- 駅前は、車両の乗降スペースの設置を検討
川和町土地区画整理組合の設立に係る事業計画の縦覧について
まずは、川和町駅周辺西地区から再開発・整備はスタートします。今回、川和駅周辺西地区において、土地区画整理組合の設立の認可申請がおりたことで、計画を縦覧することができるようになりました。
事業計画の縦覧期間は、2017年12月15日（金）から12月29日（金）の間となります。
縦覧場所は横浜市庁舎（JR関内駅すぐ）となり休日でも閲覧ができるとのことで、計画の内容については、意見書を提出することもできます。
なお、川和町駅周辺地区全体の計画は、西地区のまちづくりをきっかけにこれから検討が進む予定となっています。
さいごに
再開発にあたり、まずは市街化調整区域の市街化区域に変更したり、
用途地域・高度地区の変更が必要となります。
あわせて、土地区画整理事業により、
道路、公園、河川等の公共施設を整備・改善し、土地の区画を整え宅地の利用の増進が図られます。
今後、駅前拠点を形成するために
商業用地及び都市型住宅用地等を整備することで、今後マンションや商業施設を誘致しやすくなり街が活性化する流れとなる見込みとなります。
今すぐ新たな商業施設が誕生という話ではなさそうですが、中山駅につづき川和町駅でも開発が今後進みそうです。
