都筑区の運営方針が決定!「未来につながるまちづくり」に向けた5つの施策と、予定されるイベント情報

2018年5月24日木曜日

こども目線 パパ目線 ママ目線 港北ニュータウン

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 横浜市都筑区ですが、15歳未満の年少人口の割合が18区で最も高く、平均年齢も最も若い活気のある街です。

センター南駅前やセンター北駅前には大勢の小さな子供連れファミリーが多くいることからも、実感があることだと思います。


一方で、2017年に横浜市より発表された内容によるとは、65歳以上の高齢者人口が年少人口を初めて上回りはじめました。

子供・子育て世帯への支援は引き続き必要ですが、誰もが年をとるので高齢者への支援も必要となってきている状況です。


高齢者人口が将来に向かって増え続けることが見込まれることが予想されている中、
今年の都筑区の運営方針がどのようになったかお伝えします。




2018年度(平成30年度)の都筑区運営方針は5つの施策が柱

都筑区運営方針とは、都筑区にて毎年度策定されており今年の方針は以下の通りです。


  • 未来につながるまちづくり ~いきいき・にぎわい・つながりのあるふるさとづくり~

身近な行政として、わかりやすい区役所運営を推進するため、毎年5月に公開してます。

公式ホームページでも公開されてますが、都筑区役所前にも掲示中です。




この目標の達成に向けて、都筑区が行う今年の施策は大きく5つあります。


施策1:いきいきと健やかに暮らせるまちづくり

子育てしやすい環境づくり、健康づくりの支援やシニアの豊富な経験を地域でいかせる取組などにより、誰もがいきいきと健やかに暮らせるまちづくりを推進します。

予定される事業やイベント内容は以下の通りとなってます。

都筑区地域福祉保健計画「つづき あい」の推進

  • ○地域懇談会の実施(5月~9月 15地区)
  • ○地域福祉保健計画活動発表会の開催(2月)
  • ○地区別計画推進支援(通年)


こども・子育てへの支援

  • ○子育てネットワーク交流会の開催(12月)
  • ○つづきママネット講座の実施(6~10月)
  • ○保育園等の園児交流、出張保育及び施設訪問の実施(通年)
  • ○保育園・幼稚園職員向け研修(20回)


青少年への支援

  • ○はぁとdeボランティア事業の実施(7月~8月)
  • ○「つづきウォーク&フェスタ」の開催(11月)
  • ○青少年支援者育成講座の開催(6月、1月)
  • ○困窮世帯の小学生・中学生・高校生に対する学習等の支援(通年)


女性の活躍支援

  • ○輝く女性応援プロジェクト「WOMEN’S MEET UP FES in都筑」の実施(3月)
  • ○小学校入学前児童の保護者を対象とした講演会及び情報交換会の開催(9月)
  • ○放課後キッズクラブ運営NPO法人設立支援(通年)


健康づくりの推進

  • ★都筑区健康アクションの推進(通年)
  • ○よこはまウォーキングポイント事業の推進(通年)
  • ○3歳児健診における乳がん検診の啓発(通年)
  • ○庁舎2階フロアの健康づくり環境整備(10月)
  • ○「つづきウォーク&フェスタ」の開催(11月)(再掲)
  • ○都筑ふれあい健康マラソンの開催(3月)


高齢者の暮らしの支援

  • 〇区行動指針に基づき、関係機関との課題共有及び取組の推進(通年)
  • ○元気づくりステーション、認知症カフェの開設・運営支援(通年)
  • ○シニア☆スター養成講座の実施(6月~7月)

障害者の交流・自立の支援

  • ○福祉農園、区民まつり等での障害者と地域とのより一層の交流の推進(各1回)
  • ○障害児・者と地域が連携した地域防災拠点訓練、安否確認・移動訓練の実施を支援(19拠点)
  • ○つづきまるっとプロジェクトの取組を支援(通年)


施策2:活力とにぎわいあふれるまちづくり

区内に多くある農地や優れた技術をもつ中小製造業、都筑区をホームタウンとして活躍する「横浜ビー・コルセアーズ」など、地域の魅力をいかすとともに、活動の担い手育成や女性の活躍支援を行うことで、区民活動をさらに活性化。

 加えて、第7回アフリカ開発会議や東京2020オリンピック・パラリンピックに向けた機運を醸成し、活力とにぎわいあふれるまちづくりを推進します。

予定される事業やイベント内容は以下の通りとなってます。

地域のつながりづくりの推進 

  • ○自治会町内会加入率の維持向上(63.5%以上)
  • ○「図説 都筑の歴史」の編さん支援(通年)
  • ○「図説 都筑の歴史」刊行プレイベントの開催(通年)
  • ○「元気な地域づくり推進事業」地域運営補助金の新規団体交付(1件)
  • ○「つづきつながりカレッジ」第2期の開催(9月~3月)
  • 〇個人の学びを支援し地域へつなげるため、特定のテーマについて学ぶ「大人の学級」の開催(60才以上の男性向け ・50~60才代の女性向け 11月)
  • 〇地域の施設で活動する「本の修理ボランティア養成講座」の開催(11月)


魅力資源をいかしたにぎわいづくり

  • ○都筑区民まつりの開催(11月)
  • ○都筑区民文化祭の開催(1月~2月)
  • ○横浜ビー・コルセアーズ応援イベントの開催(9月~3月)
  • ○商店街からのラブレター事業の実施(通年)


「メイドインつづき」の推進

  • ○テクニカルショウヨコハマへの出展支援(新規7社 2月)
  • ★子ども向けものづくり体験イベントの開催(1回)
  • ○都筑野菜朝市の区役所における定期開催(20回)及び商業施設等における拡大開催(6月に4回)
  • ★広報よこはま都筑区版を活用した地産地消推進(4回)


つづきの魅力をいかした国際文化交流

  • ○ドイツクリスマスマーケット in 都筑の開催(12月)
  • ○アフリカ開発会議横浜開催機運醸成事業の実施(通年)
  • ○都筑・ボツワナ交流児童画展の開催(11月~2月)
  • ○オリンピック・パラリンピック関係事業の実施(8月~12月)


施策3:安心して暮らせるまちづくり

自助・共助・公助による防災の取組や地域の自主防犯組織による防犯活動への支援などを通じて、住み慣れた地域で誰もが安心して暮らせるまちづくりを推進。

予定される事業やイベント内容は以下の通りとなってます。

区災害対応力の強化

  • ○関係機関と連携した水防訓練の実施(6月)
  • ○災害医療対策訓練の実施(11月)
  • ○帰宅困難者対策訓練の実施(12月)
  • ○区災害対策本部運営訓練の実施(9月、1月)


災害に備える自助・共助の推進

  • ○鶴見川水系水害に関する連絡会の開催(随時)
  • ○防災・減災講演会の開催(2月)
  • ○災害時要援護者支援事業補助金の交付(全15地区)及び各地区の取組支援(通年)
  • ★災害時に役立つ健康づくり事業の実施(通年)


地域での防犯・交通安全活動の支援

  • ○各種交通安全啓発キャンペーンの実施(9回)
  • ○地域防犯活動への各種支援(通年)
  • ○スクールゾーン・防犯対策協議会等での自転車通行ルールとマナーの啓発(通年)



食と暮らしの安全確保の推進

  • ○食品、環境、薬事関係施設に対する監視指導の実施(通年)
  • ○事業者、ボランティアを対象とする食品衛生講習会の実施(20回)
  • ○食品衛生パネル展の実施(5回)
  • ○地域防災拠点訓練での災害時ペット対策の啓発(27拠点)


自立・生活再設計の推進

  • ○生活保護受給者・生活困窮制度利用者への就労支援(通年)
  • ○生活困窮者自立支援制度にかかる地域との連携体制の推進(通年)
  • ○困窮世帯の小学生・中学生・高校生に対する学習等の支援(再掲)


いわゆる「ごみ屋敷」対策の推進

  • ○区対策会議の開催(4回以上)
  • ○個別案件への支援(通年)
  • ○区職員向け研修の実施(1回)


施策4:豊かな環境をいかしたまちづくり

緑地保全や地球温暖化対策を推進することで、環境に優しいまちづくりを行うとともに、都筑区の地域資源である公園・緑道など、豊かな環境をいかしたまちづくりを推進。

予定される事業やイベント内容は以下の通りとなってます。

まちの課題解決に向けた取組

  • ○地域主体の移動支援バス運行にかかる取組の支援(通年)
  • ○市街化調整区域のまちづくりの方向性の検討(通年)
  • ○都筑区と東京都市大学によるインターンシップ実施(5人以上)
  • ○東京都市大学との地域連携調査研究発表会の開催(2月)


グリーンマトリックスをいかした自転車・歩行者安全対策

  • ○市道新羽荏田線の自転車通行帯の整備(~3月)
  • ○自転車歩行者専用道路及び緑道の安全対策実施(通年)


つづき水と緑の魅力アップと緑道再整備の推進

  • ★市民の森(池辺・川和)PRの実施(通年)
  • ★農業専用地区内の沿道をチューリップで彩る取組の実施(7月~)
  • ○地域団体及び東京都市大学と連携した「早渕川・老馬谷ガーデン(HRG)」の維持管理(月2回程度)及びイベントの実施(通年で4回程度)
  • ★ガーデンネックレス横浜2018関連イベントの実施(1回)
  • ○ゆうばえのみち再整備の実施設計・工事の実施(~3月)
  • ○せきれいのみち再整備の工事実施(~3月)


環境にやさしいまちづくりの推進

  • ○環境普及啓発イベントの開催(1回)
  • ○ヨコハマ3R夢プランの区目標達成に向けたPR(通年)
  • ○地域清掃活動の支援をはじめ、ごみのポイ捨て防止のPRなど、まちの美化にかかる取組を実施 (通年)


施策5:共感と信頼の区役所づくり

正確・適正・迅速な行政サービスの提供、広報・広聴の充実、来庁者満足度向上のための接遇向上などにより、共感と信頼の区役所づくりを推進。

予定される事業やイベント内容は以下の通りとなってます。

区民への広報・区民からの広聴の充実

  • ○広報区版 増ページ(年4回)など掲載内容の充実(通年)
  • ○転入者向けガイドブックの配布(通年)
  • ○地域のつどいの実施(通年)
  • ○区長の気軽にトークの実施(通年)
  • ○「つづき・育なび」の運用(通年)


来庁者の満足度の向上

  • ○「来庁者満足度向上年間取組目標」の策定・掲示(全13課 5保育園、通年)
  • ○接遇研修の実施(5月、10月)
  • ○外部調査員による窓口評価(5月~6月)
  • ○窓口満足度調査の実施(10月~11月)
  • ○都筑区改革推進委員会「チームつづき」の活動(通年)
  • ○窓口利用者のためのこどもの一時託児(通年)




さいごに

いかがでしたか?

昨年度に引き続き実施されている事業やイベントが多いものの、はじめて都筑区の運営方針を知ったという人もいるのではないでしょうか。

11月の都筑区民祭りや福祉農園、12月に開催されるセンター北のクリスマスマーケットなどのイベントもあります。


身近なところでは、「ゆうばえのみち」「せきれいのみち」の再整備が2018年度に計画されていましたね。こちらは、どのように整備を進めるか方針極めが現在なされています。


他にも、子供がいる家庭にとっては、「子供向けものづくりイベント」はきになるところ。

2020年に予定される「オリンピック・パラリンピック」がらみのイベントも本格化しそうです。

これからも、身近な行政である都筑区の区政やイベントを今後もチェックしていきたいと思います。

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