先日の強風を引き起こした台風24号の影響で、
神奈川横浜市で、ビルの屋上から落下したパネルに当たった通行人の男性が死亡したとのニュースがありました。
発生場所は横浜市中区でしたが、こちらの事故の被害者が都筑区在住だったとのことでお伝えします。
ビル屋上からパネルが落下し都筑区の男性が死亡
さびが原因なら業務上過失致死?
横浜地方気象台によると、横浜市では台風24号の影響で、10月1日午前0時31分には最大瞬間風速38・5メートルを記録するほどの暴風が発生してました。この日の午後3時30分~40分も同15・6メートルと大変強い暴風が吹き荒れている中、横浜市中区尾上町5の9階建てビル屋上から金属製パネルが落下し、歩いていた横浜市都筑区の会社員、河辺康正さん(65)に当たり、死亡するという事故がありました。
死亡した男性は、横浜市都筑区すみれが丘在住でした。
目撃情報などによると、河辺さんは1日午後3時30分頃、ビルの脇の歩道を歩行中、落下したパネルが頭などに直撃したとみられています。
9階建ての商業ビルの屋上部分から金属製の装飾パネルが落下した原因ですがパネルの一部がさびて腐食していたことが、神奈川県警加賀町署の調べで判明。
現場で実況見分を行い、パネルの状況などを調べた結果、
高さ約30メートルの屋上部分に設置されたパネル(最大縦約150センチ、横約300センチ、厚さ約2ミリ)のうち3枚が落ちたとのこと。
取り付け具にネジやビスで留められ、この周辺など端の部分がさびて腐食していたことがわかっており、取り付け具の一部が落下したさいに4階の窓ガラスも割れてます。
さいごに
現在、警察ではパネルの老朽化が落下の原因の可能性があるとみて、業務上過失致死容疑で調べが進んでいます。事故現場はJR関内駅近くの繁華街とのことでしたが、KIT関内ビルということも報告されています。
場所:KIT関内ビル
住所:神奈川県横浜市中区尾上町5丁目−69
台風24号が関東を通過したときは970hPa、風速35m/sと強い勢力であり、この影響でパネルが落下したと考えられます。
過失なのか災害なのかは難しいところですが、暴風後にメンテナンスをしていれば防げたかもしれない事故だっただけに、このような事故が発生してしまい残念です。
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