横浜市都筑区のセンター北駅とセンター南駅のちょうど真ん中に位置する場所に新しく都筑区・区民文化センターが建設されることが決定しました。
これまで横浜市では、区民文化センター予定地の活用検討をする委員会を設立。
地域の住民も交えた「対話」(サウンディング型市場調査)形式にて、どのような区民文化センターにするか基本方針を決めてきた背景があります。
そして2018年11月26日に、都筑区における区民文化センター等整備予定地活用事業の事業予定者を選定して決定した次第です。
審査・選定したのは、横浜市の附属機関である「横浜市都筑区における区民文化センター等整備予定地活用事業者選定委員会」。
その結果、横浜市都筑区の中川に会社があるドイツ企業「ボッシュ株式会社」を代表とするグループが事業予定者と決定しました。
それでは、都筑区・区民文化センターがどのような建物となるのかお伝えします。
都筑区・区民文化センターの外観・建築物が決定
区民文化センターの開発事業予定者が「ボッシュ」に決定!
横浜市では、都筑区中川中央一丁目9番に建設を予定している区民文化センターの事業予定者を決定しました。選定において評価された点として、横浜市都筑区内にボッシュの研究開発施設がある点や、地域活性化への貢献、建物の耐震性・環境配慮があげられています。
今後も継続的にボッシュが区内で事業活動を行うことで、就業人口の増加・周辺商業施設への好影響が期待されたとのことです。
なお、公募時点では5社が名乗りあげたものの、
最終的にはボッシュグループからの提案だけとなったようです。
<事業者選定結果 最優秀提案応募者>
代 表 企 業:
ボッシュ株式会社
その他構成員:
株式会社竹中工務店
ジョーンズラングラサール株式会社
都筑区・区民文化センターの施設概要
事業予定者は、ドイツを本拠とするボッシュ(自動車部品・電動工具メーカー)を代表企業とするグループとなります。
グループ構成員は
ジョーンズラングラサール(商業用不動産サービス)と、
竹中工務店(建築・建設)で計3社での合同事業となります。
施設は2棟構成になる見込みで
民間施設部分が地下2階地上7階建て。
そして、区民文化センター部分は地下1階地上4階建てとなっています。
2019年春以降に整備がはじまり、2023年春ごろに竣工・完成となります。
グループ構成員は
ジョーンズラングラサール(商業用不動産サービス)と、
竹中工務店(建築・建設)で計3社での合同事業となります。
敷地面積は、約1万2000㎡。
延床面積約5万5000㎡の施設となる都筑区・区民文化センターは、キーサウスとサウスウッドを足したぐらいの広さとなります。施設は2棟構成になる見込みで
民間施設部分が地下2階地上7階建て。
そして、区民文化センター部分は地下1階地上4階建てとなっています。
2019年春以降に整備がはじまり、2023年春ごろに竣工・完成となります。
都筑区・区民文化センターの事業コンセプト
新しくできる区民文化センターでは、通り抜け通路に面して広場が設けられています。
また、広場の活用により、周辺の民間商業施設と区民文化センターの相乗的な賑わいを創出し、地域活性化につなげたいという思いが込められています。
○施設概要:
民間施設(オフィス、研究施設)+区民文化センター
民間施設:地上 7 階地下 2 階
区民文化センター:地上4階地下1階
延床面積約 55,000 ㎡
地上 S 造地下一部 RC 造
免震構造採用
都筑区・区民文化センター建設予定地
〒224-0003 神奈川県横浜市都筑区中川中央1丁目9番1、2
さいごに
都筑区・区民文化センターですが、民間施設も併設され、テナントがいろいろと入る予定があります。地域の利便性や立地環境に適した機能を中心に地域の賑わいづくりに資する施設になるようにするとのことで、「地区計画で規制される建築物の用途は不可」となるとのこと。
都筑区内でも最後かもしれない好立地の大規模開発でしたが、この場所の住居建設が行われることがなくなりました。
つまり、今回の決定をもって、都筑区・区民文化センターの建物に併設したマンション建設は行われないという最終結論が出た形となった次第です。
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