子供と一緒に流れ星を見るチャンスがやってきました!
日本で見れる流れ星は主に3つあります。
1月のしぶんぎ座流星群、8月のペルセウス座流星群、そして12月の「ふたご座流星群」が、「3大流星群」と言われています。
今年最後の天体ショーである「ふたご座流星群」が12月14日(金)に21時頃に見れるとのことで、ふたご座流星群の方角や時間など詳しく解説します。
ぜひ家族で夜空を見てはいかがでしょうか。
ふたご座流星群は子供連れファミリーにオススメの流れ星
ふたご座流星群は、条件さえ良ければ誰にでも観察しやすいのが特徴の流れ星です。ふたご座流星群は近年では明るい流星が増え、
条件が揃えば一晩で観測できる流星の数も最大級(1時間あたり40個以上)のため、三大流星群の中でも特に最大と言われてます。
ふたご座流星群が観察できる「時期・季節」
ふたご座流星群が多く見られるのは寒い真冬の時期。12月の半ばが見頃です。
今年は12月14日(金)が一番見れる日となっており、
天気予報によると、晴れとなっているので期待できます。
流星群ですが、観測日時が一日ずれると観測できる流星の数は約半分以下に減ると言われています。
今年は12月15日が上弦のため夜半頃に月が沈みます。そのため、流星を観察するにはよい条件で見ることができます。
ふたご座流星群が観察できる「ピーク時間/日時」
ふたご座流星群ですが、流星の数も最大級(1時間あたり40個以上)のため、三大流星群の中でも最大と言われてもっとも見やすい流れ星と言われてます。
ただし、流星群は日没後から夜明けにかけて観察できますが、月が出ている時間帯は月明かりのために流星が見えにくくなります。
そのため、月が夜空に昇りきる前の夜半前の方が観察しやすいです。
さて今年のふたご座流星群ですが、
夜20時頃から流星が出現し始め、夜明け前まで出現が続きます。
そして、午後9時(21時)に極大/ピークになると言われています。
そして、午後9時(21時)に極大/ピークになると言われています。
そのため、特に流れ星の見頃は「12月14日(金)の夜9時(21時)」です。
条件が揃えば一晩中観測できます。
なお、12月15日(土)の深夜1時を超えると流れ星の数が減っていくので、
12月14日(金)の夜20時から24時までが観測に適しているとのことです。
今年は特に条件がよいため、前日の12月13日(木)夜の深夜から12月14日(金)の明け方にかけても良く観測できる見込みなので、ぜひ前日の夜空もチェックしてみてください。
ふたご座流星群が観察できる「方角」
ふたご座流星群は、夜空の全体的に広がって見れるのが特徴。そのため、見るべき方角は「真上」がオススメです。
流星は空一面に出現するので、どちらの方角を見てもかいません。
ポイントとしては空が広く見渡せ、市街地の明かりなどが視界に入らない方角を見るようにしましょう。
もちろん、名前の通りふたご座を中心に流星群は発生してます。
ふたご座流星群の放射点はふたご座のカストルの付近にあります。
ふたご座がある方角は東にあるので、もし見つからなければ東の方角を特に注意して観察してみてください。
星座に詳しくなくても最近ではスマホに天体観測アプリがインストールできるので、利用してみるのもよいかもしれません。
ふたご座流星群が観察できる「スポット」
都心でも見ることができるふたご座流星群ですが、目を慣らすためにも、観察する10分程前には星空を見れるようにしておくのがよいでしょう。また、観察するには周囲が暗い場所がオススメです。
横浜市都筑区内だと、センター北駅・センター南駅の周りは明るいので流れ星の観察には適してないかも知れません。
近隣で少し小高い場所にあるスポットを探してみたので、ぜひ参考にしてみてください。
- センター南駅:茅ヶ崎城址公園・都筑中央公園
- センター北駅:大塚・歳勝土遺跡公園・吾妻山公園
- 北山田駅:山田富士公園・横浜国際プール
- 仲町台駅:駅の南側にある農地周辺・早淵公園
- 中川駅:山崎公園・中川八幡山公園
- 都筑ふれあいの丘駅:駅周辺や鴨池公園
せっかくの機会なので、港北ニュータウン開発前から残っている丘陵地「つづき五山」で見るのもよさそうです。
さいごに
冬は空気が澄んで、夜空や夜景が美しい季節です。1年を通じて流星群を見る機会はなかなか訪れませんが、冬の夜空であれば肉眼でも流れ星を観察しやすいのが特徴です。
夜空をスーッと流れる流星はすぐに見えなくなってしまいますが、その儚さが魅力的です。
今年のふたご座流星群が観測できる12月14日(金)の夜9時は、まだ子供もギリギリ起きている時間です。
たいへん寒い季節なので、寒さ対策をしっかりおこない、温かい恰好で夜空に流れる流星を家族で眺めてみてはいかがでしょうか。