全国ネットのテレビ（NHK/TBSなど）でも取り上げられる事態ととなりました。
- 04時25分頃：都筑区富士見が丘付近で発生した火災に、消防隊等が出場
- 06時15分頃：都筑区川和町付近で発生した火災に、消防隊等が出場
横浜都筑区で不審火！連続放火の可能性あり
川和中学校と川和高校で相次ぎ火災が発生
火災が発生したのは、4月15日の早朝となり、火災発生場所は、横浜市都筑区にある中学校と高校で校舎の玄関や物置の一部となります。
けが人はいませんでしたが、いずれもふだん火の気のない場所だということで、警察は不審火と見て調べています。
火災発生時ですが、４月１５日午前４時半ごろとなり、
横浜市都筑区の川和中学校で火災を知らせる警報器が作動し、消防が駆けつけたところ校舎の玄関付近から火が出ているのを見つけたとのこと。
川和中学校の火はおよそ１時間半後に消し止められましたが、
消防によると、げた箱や物置などおよそ３０平方メートルが焼けたということです。
このおよそ２時間後の午前６時２０分ごろには、
８００メートルほど離れた同じ都筑区内の県立川和高校でも、鍵のかかっていない物置で火災が発生。
職員から「体育館の倉庫から白い煙が出ている」と通報があり消防に通報しましたが、
体育倉庫の一部など約６平方メートルが燃えたる被害が発生しています。
川和高校の火は１５分ほどで消し止められたものの、中にあった運動用具などが焼ける被害が発生したとのことです。
いずれの火事でもけがをした人はいませんでしたが、
火が出たのはどちらもふだん火の気のない場所だということで、警察は不審火と見て調べています。
都筑区在住の高校一年生が放火の容疑者として逮捕！
４月１5日に発生した川和中学校・川和高校で発生した火事ですが、同じ日にさっそく捜査に進展がありました。警察によると、横浜市都筑区で高校に侵入した疑いで、高校１年生の男子生徒が逮捕したとのことです！
逮捕された男子高校生は、火事の現場である都筑区に在住ですが、川和高校の生徒ではありませんでした。
■川和高校は偏差値６８の名門高校！放火されたとみられる犯行現場は、鍵のかかっていない学校の物置で、中には運動用具などしかありませんでした。
神奈川県内でもトップクラスの進学高校（偏差値68）であり、神奈川県内・全国規模でも上位に位置する学校です。
思わぬ形で全国ニュースに名前が出ましたが、放火した犯人がいなくて一安堵です。
・ 神奈川県内12位（328校中）
・ 全国規模:303位（1万校中)
火の気がない場所だったことから警察は不審火とみて、学校や付近に設置された防犯カメラの映像を捜査していたところ、犯人である男子高校生が見つかった次第です。
放火したとみられる男子高校生は、火事の４時間前となる午前２時20分ごろに、学校の裏門（高さ１メートル50センチほど）を乗り越えて校内に侵入する姿が写っていたことが決めてとなりました。
警察では火事の翌日である４月16日に、男子生徒を建造物侵入の疑いで逮捕しました。
犯人である別の高校の１年生（15歳）の男子生徒は調べに対し容疑を認めているということです。
また、４月15日午前４時半ごろに火災が発生した川和中学校は、800メートルほどしか離れていません。
川和中学校でも校舎の玄関付近が焼ける不審火が起きていたので、警察は関連についても調べるとのことでした。
さいごに
川和高校は県内トップレベルの公立の進学校となります。また、川和中学校も荒れているという話はとくにありません。
都筑区在住の高校１年生の男子生徒が犯人だったのは残念ですが、次の事件が発生する前に逮捕できて一安心です。
警察ではまだ連続放火事件の可能性について調査中とのことですが、
同日に発生した不審火かつ土地勘のある人間が犯人の可能性が高いため、非常に関連性は高いのではと思われます。
