6月26日に横浜市営地下鉄のダイヤ改正が実施なされることがわかりました。
また、一日乗車券のIC化やこども バス50円・地下鉄110円プラン中止など横浜市営地下鉄で変更が行われたのでお伝えします。
横浜市営地下鉄の運行時間の変更は終電時刻繰り上げによる夜間保守作業時間の確保や、利用動向の変化に対応するものとなります。
終電繰り上げは平日のみ変更し、始発列車の時刻は変更ない。改正後の各駅ダイヤは6月上旬から横浜市交通局Webサイトで公開するとのことです。
横浜市営地下鉄ブルーラインですが、夜間時間帯の利便性向上のため、上り/下りとも21時~22時台の運行本数を各1本増発されます。
平日の上り最終列車(湘南台駅発~上永谷駅行き)の出発時刻を2分繰り上げるとのことで、終電の時間が早まります。
そのほかの区間について、上りの上永谷駅~あざみ野はおおむね現行どおり、下りの新横浜駅~湘南台駅は現行どおりとなるとのことです。
下り・新横浜行きは実質27分繰り上げ
また下りのあざみ野駅発は、最終列車を現在の新横浜駅行きから新羽駅行きに変更して出発時刻を2分繰り上げる予定です。
そのため、あざみ野駅発~新横浜駅行き最終は27分繰り上がることになり、北新横浜・新横浜駅への終電時刻に影響がある見込みです。
横浜市営地下鉄グリーンラインのダイヤ改正内容(6月26日)
横浜市営地下鉄グリーンラインは、平日の上り最終列車(中山駅発~日吉駅行き)の出発時刻を2分繰り上がります。
下りの日吉駅発最終列車を現在の中山駅行きからセンター北駅行きに変更し、出発時刻を2分繰り上げ。日吉駅発~中山駅行き最終は11分繰り上がることになります。
また、朝混雑時間帯の運行間隔が見直され、7時~8時台の運行間隔を3分10秒から3分30秒に変更。一方で日吉駅発~中山駅行きの17時台の運行本数を現行の9本から10本に増発します。
他にも、グリーンラインでは土休日ダイヤも一部変更され、21時台の日吉駅発~中山駅行き列車のうち1本をセンター北駅行きに変更するとのことです。
横浜市交通局は市営地下鉄で交通系ICカード「PASMO」に対応した1日乗車券の販売を始めました。
これまでICカードに対応していたのはバス1日乗車券のみだったが、新たに地下鉄と地下鉄・バス共通の1日乗車券が対応となります。
地下鉄の1日乗車券ですが大人740円、小児370円。地下鉄・バス共通が大人830円、小児420円となります。
駅の券売機や事務室で購入すると、1日乗車券の情報がPASMOに搭載されます。
※SUICAなどPASMO以外のICカードや、すでに鉄道定期券として利用されているPASMOなどは対象外。
これに伴い、駅の事務室・案内所などで販売している紙式の市営バス、市営地下鉄、市営地下鉄・バス共通の1日乗車券は5月末で販売が終了となりました。
販売終了までに購入した券は当面の間利用でき、身体障害者などを対象とした割引1日乗車券は引き続き販売されるとのことです。
なお、地下鉄の駅券売機で販売している磁気(きっぷ)の1日乗車券は6月以降も引き続き販売されます。
こども バス50円・地下鉄110円が終了
横浜市営地下鉄では本格的に乗車券のIC化対応とあわせて、
新型コロナウイルスの感染拡大の影響は、こんなところにも表れました。
横浜市交通局は小学生の長期休暇中に行っている運賃の割引企画であった「こども バス50円・地下鉄110円」が、今年度から取扱いが終了となります。
代替サービスはなく、お得な割引サービスは一日乗車券のみとなります。
そのため今後、子供たちが横浜市内を移動する際はICカード利用がすすみそうです。