3月16日深夜に発生した地震の影響で、横浜市でも停電が発生しました。
地震の影響で発生した停電エリアや地震の被害についてお伝えします。
福島県沖を震源とするマグニチュード7.4の地震は、宮城県と福島県で震度6強を観測しました。
神奈川県内で震度4だったエリアは次の通りでした。
- 横浜市港北区・青葉区・戸塚区
- 神奈川区・ 保土ケ谷区、緑区
- 瀬谷区・中区・西区
- 川崎市川崎区・中原区・宮前区
- 平塚市、座間市、綾瀬市、
- 寒川町、二宮町、
- 相模原市南区・緑区、
- 厚木市、小田原市、湯河原町
地震影響による停電発生個所
神奈川県内の停電は約30万6350軒で、青葉区、緑区、都筑区での停電は報告されていません。
横浜市では神奈川区が1万7000軒以上で停電しているものの西区、港北区は10件程度、都筑区は停電している地域なしでした。
地域によっても区内によっても停電した地域とそうでない地域が別れました。
<神奈川県の停電エリア>
- 横浜市磯子区、横浜市神奈川区
- 横浜市港北区、横浜市鶴見区
- 横浜市中区、横浜市西区
- 川崎市幸区、川崎市高津区、
- 川崎市中原区、川崎市宮前区
- 相模原市、相模原市中央区
- 相模原市緑区、相模原市南区
- 平塚市、伊勢原市
東京電力によると、停電の原因は地震により発電設備からの送電を一度、ストップさせたとのことです。
その後、送電する際は関東エリアで需要と供給のバランスを取ったため停電が続いたとのことです。
神奈川県内の被害情報
神奈川県内各地でも一時停電が発生したことで信号機が止まるなど影響ありました。
また、横浜市神奈川区のJR東神奈川駅付近では、電柱が倒れて道路をふさぐ被害がありました。
なお、神奈川県内で3月16日午後11時34分頃から横浜市や川崎市、相模原市など広い範囲で発生していた停電は、3月17日午前1時49分頃に全面復旧してます。
神奈川県によると、この地震で家の中で転倒するなどして川崎市で4人、寒川町で1人の県内あわせて5人が軽いケガをしたとのことです。
・40代の母親と6歳ぐらいの男の子が地震の際、階段から落ちて軽いけが(川崎市)
・50代の男性が落ちてきたものに当たり、腕にけが(川崎市)
・80代の女性が自宅で転倒してけが(川崎市)
・高齢の女性が、自宅で転倒して頭にけが(寒川町)
なお、地震発生直後は全線で運転を見合わせてましたが、翌日3月17日の神奈川県内の鉄道は、始発から運休や大きな遅延はなく、平常通りに運行されてます。
さいごに
今回の地震は短い縦揺れのあと、長い横揺れが続き、だんだん揺れが大きくなり不安になったかたも多くいます。