横浜市営地下鉄ブルーラインが延伸をすべく、計画が進められています。
延伸が決定したわけではありませんが、2018年度末に結論を出すと横浜市長からの回答がありニュースになってましたのでご紹介します。

2018年度末にブルーライン延伸判断する理由
横浜市営地下鉄ブルーラインのあざみ野駅から新百合ヶ丘駅までの延伸について、横浜市は「2018年度末までに事業化を判断する」ということを明らかにしました。ブルーラインの延伸計画はあざみ野駅から新百合ケ丘までの約7kmとなります。
計画されている沿線沿いには、すすき野という大規模な公団住宅のマンションがあるエリアも含まれます。利便性だけでなく、街の再開発も進む可能性があり期待されています。
また、地下鉄が開通したら小田急と、東急田園都市線、東横線が結ばれることになるので、南武線や横浜線のような横に走っている鉄道で輸送障害が発生しても代替え経路が確立し沿線全員の利便性が高まります。
2月に横浜市は2017年度の予算案で1000万円を調査費として計画していました。2018年度は本格的な調査を進めるべく、1億円の予算を割り当てる模様です。
地下鉄の建設は莫大な費用がかかります。地下鉄のルートや地権者、駅の場所、そして採算性などを総合的に判断してこの2年間でブルーラインの延伸を決めるための入念な調査を行う予定とのことです。
さいごに
2016年4月の国の交通政策審議会で延伸候補として位置付けられたことを受けて、やっと横浜市も本格的に動き出しました。正直、私の感覚では横浜近辺や港北ニュータウンの人が、新百合ケ丘に行く利用シーンはあまりないように感じます。ですが、新百合ケ丘やすすき野の方から横浜に向かう需要は相当あると思っています。

なお、横浜市によると、横浜市営地下鉄はブルーライン、グリーンライン共に利用者数は増えています。都筑区は今後も人口増が続く地域だけに、ブルーラインやグリーンラインの延伸に対する期待感は強く今後の展開が注目されます。