先日、「池の水ぜんぶ抜く」が放送されたのでご覧になられた方も多いかと思います。
池の水を抜き、池底を天日干しする「かいぼり」。
池干しとも呼ばれ、もともとは農業用ため池の設備の保全や泥の排出を目的に行われてきました。
現在、都筑区では2か所で行われています。
一つは、正月特番「緊急SOS!池の水ぜんぶ抜きましておめでとう2018」でも放送されることが決まっている横浜市都筑区のセンター北近くにある徳生公園の池。
そして、こちら横浜市都筑区の仲町台近くにある「せせらぎ公園」の池でも実施中です。
それでは、本日のかいぼりの様子についてお伝えします。
池の水ぜんぶぬくで人気急上昇のかいぼり!横浜市都筑区でも実施中
昔は農村地域で農業用水の水質改善や池や川の底にたまった汚泥除去を目的としてましたが、最近は関東などの都市部で増えています。
最近、外来魚駆除など環境保護を目的として行われるようになっており、こうした「環境型」のかいぼりは、身近な自然を体験し環境問題について考える場にもなっているため大人・子供問わず参加希望者もおおく人気イベントに!
勢いはとどまることを知らず全国的なブームとなっており、流行語大賞にもノミネートされる可能性もありそうです!
せせらぎ公園のかいぼり状況
せせらぎ公園にやってきました。かいぼり中は、泥沼となっていて危険なために池に入れないようになったままです。
手前の池には、まだ水が残っています。
カルガモもこちらに避難して、日向ぼっこをしています。
池の水ぜんぶ抜くのが終わるのを待ち遠しそうな感じですね。
この日も、せせらぎ公園ではかいぼりされている池で作業をされている方がいました。
池での作業は大人が実施してますが、腰まで浸かっています。
せせらぎ公園のかいぼりの目的は、外来種の駆除だけではありません。
増えすぎた水仙や蓮の根を除去するため、手作業で少しずつ進められています。
すでに池のほとり付近は完全に干上がっています。
以前のせせらぎ公園とは大きく違う光景に、池の広さを改めて感じます。
池の中央に近づくにつれて、深さが増しているのがわかりますね。
最深部は1m近くありそうな感じです。
本日は晴天。
紅葉も見頃のせせらぎ公園では、かいぼりの作業をされている方だけでなく、スケッチをされている方も多かったです。
17年に一度の光景を忘れないように覚えておきたいですね。
さいごに
正月特番でテレビ放送される横浜市都筑区の徳生公園のかいぼりには注目度は負けてしまいましたが、せせらぎ公園のかいぼりは池の水をぜんぶ抜くという大がかかりな作業となっています。「池の水をぜんぶ抜く」で人気のテレビ東京の人気シリーズが、来年の正月特番「緊急SOS!池の水ぜんぶ抜きましておめでとう2018」で、3時間スペシャルで放送されることも決まりました。
正月特番は卑弥呼が眠るといわれる箸墓古墳(奈良県桜井市)などが舞台になることが予告されてますが、神奈川県横浜市徳生公園もしっかり出てくる予定です。
予告によると番組史上最多となる117匹のアカミミガメを捕獲するとの話も
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せっかくの機会なので徳生公園と合わせて両方の池をテレビ放送してほしいと思います。
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