夏から秋へ!子供連れOKな多摩川花火大会の開催日時は?川崎・世田谷の違い見どころ等まとめ

2019年10月2日水曜日

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世田谷区・川崎市と同時開催され、2つの花火大会を同時に観ることができる「多摩川花火大会」は毎年大勢の見物客が訪れる人気イベントです。


毎年、8月中旬に開催されていた多摩川花火大会ですが、台風や雨による中止も多く秋の10月開催となりました。


今回は多摩川花火大会の日程や場所、それぞれの見どころなどをご紹介していきます。


子供連れで訪れたい!秋の風物詩、多摩川花火大会の魅力まとめ

多摩川花火大会?たまがわ花火大会?

多摩川を挟んで2つの花火大会が同時開催される「多摩川花火大会」。
武蔵小杉や二子玉川の近隣で、最大級の花火大会が開催されます!

正式には、「世田谷たまがわ花火大会」と「川崎市制記念多摩川花火大会」と言います。

東急田園都市線の二子玉川~二子新地駅間をつなぐ、二子橋の南北で同時に開催されます。一つの花火大会ではなく、橋の南北で行われる2つの花火大会です。

2つ合わせて「二子玉川花火大会」とも呼ばれています。


2019年で、世田谷区たまがわ花火大会は第41回。
川崎市制記念多摩川花火大会は第78回を迎え、どちらも歴史のある花火大会です。


区民、市民の憩いの場である多摩川河川敷の対岸同士で、まるで美しさを競い合うかのように打ち上げられる花火は、毎年多くの人々の人気を博しています。


毎年異なるテーマのもと、趣向を凝らした美しい花火が川面を染め、臨場感あふれる音と光の芸術が展開されます。

両大会あわせて毎年60万人以上もの見物客が訪れ、夜空を覆い尽くす色とりどりの花火に、拍手と歓声を沸き起こしています。


多摩川の橋を挟んで東京・神奈川の南北での同時開催となるため、とても華やかな花火大会です!

打上げ数に差はありませんが、その種類や演出にはかなりの違いがあり、花火の内容はどちらを選んでも見応えがあります。

世田谷は夜空を覆い尽くすようダイナミックな花火。
川崎は花火と音楽が融合する創造花火。

場所によっては同時に両大会の花火が見られるかもしれない多摩川花火大会は河川敷沿いで行われるので比較的ゆったりと花火鑑賞することができるため子供連れにも良さそうでうす。


2019年 多摩川花火大会の日程・開催時間など

今年の多摩川花火大会は、10/5(土)に行われます。
雨天時の場合も小雨決行です。

これまで夏開催だった際は、台風や雨などにより実施率があまり高くない花火大会でした。
10月初旬に変わったことで比較的晴天が続く見込みですが、河川敷沿いはお天気が不安定となる可能性はあるので雨具を持って行きましょう!

荒天の場合は中止(順延なし)となりますので、お出かけ前に公式ホームページや公式SNSなどで、お知らせをチェックしてみて下さい。
※天候理由での開催の有無は、両大会一緒です。

多摩川花火大会のアクセス

東京エリアの会場は東急「二子玉川駅」から徒歩すぐです。

夕方頃からは二子玉川駅は非常に混雑し、ピーク時は駅改札まで1~2時間の滞留が発生する場合があります。
その場合は下の地図のように、用賀駅(徒歩30分)、成城学園前駅(徒歩40分)の利用が推奨されています。

また、帰りも「二子玉川駅」は非常に混雑します。その緩和のために、花火終了後もステージイベント(和響太鼓)が行われるようですので、ゆっくり楽しんで、時間をずらして帰ることをおすすめします。




神奈川・川崎エリアの会場は東急田園都市線「二子新地駅」から徒歩15分、東急田園都市線「高津駅」から徒歩25分です。

多摩川花火大会では、臨時・特設駐車場はありませんが、もし車を利用したい場合は神奈川エリアの方が良いかもしれません。

多摩川花火大会当日は、16:00~21:00の間、会場周辺の広い範囲に交通規制がかかります。
二子新地駅前の側道も、14:30から車両は通行止めになりますのでご注意ください。


専用駐車場はないため、周辺の商業施設やコインパーキングの有料駐車場を利用することになります。

会場周辺は大規模な交通規制も敷かれ、非常に混雑しますのでご注意ください。



多摩川花火大会のみどころ

多摩川花火大会は2つの花火大会が同時に開催されるため、花火を2倍楽しめる魅力があります。

両大会とも打ち上げ総数は約6,000発ですので、実際は12,000発の花火大会ともいえます。


対岸同士で主催者が異なるので、まるで美しさを競い合うかのように打ち上げられる迫力や豪華さは、多摩川花火大会ならではの醍醐味です。

世田谷区たまがわ花火大会では、毎年テーマに沿った花火の打ち上げが繰り広げられます。

テーマにふさわしい音楽、花火のコラボレーションで、精緻を極めた芸術性の高いパフォーマンスで魅せてくれます。

こだわった花火演出がなされるのは東京エリアならではの見所です。
<2019年のテーマは「輪〜花火で繋がる時代、場所、心〜」>
多彩な風土と独自の文化が共生する街、世田谷。その豊かな文化と生活を発展させてきたのは、紛れようもなく区民一人一人の世田谷に対する愛情によるものです。新たな時代を迎えた今だからこそ、人々が手と手を取り合い理解し合うことが、より希望溢れる未来を創造していくための大きな礎(いしずえ)となります。 今年もまた、たまがわの夜空に咲き誇る色鮮やかな大輪の花火たち、それはあらゆる人々の世代や場所、そして価値観を超えて、全ての心を繋げる大きな一つの光の輪となり、ここ世田谷の未来を照らします。

スターマイン:計算された速射連発花火の芸術的なコラボ

いくつもの花火を組み合わせ、短時間に大量の玉を連続的に打ち上げます。

天を圧するような迫力満点なスターマインは、絶妙なタイミングと鮮やかな色彩など、綿密な演出術で魅せてくれます。

さらにそのスターマインを一定間隔で数箇所に並べて設置し、ワイド展開で打ち上げる花火を「ワイドスターマイン」といいます。

ワイドスターマインは非常に豪勢で、会場全体を感動の渦に巻き込む、満足度の高いプログラムなのです。

多摩川花火大会では、このワイドスターマインを一幕のショーとして見ることができ、その息もつかせぬ花火演出で毎年会場は大いに盛り上がります!

3D花火:360度から見ることを意識した立体的な花火

多摩川花火大会の名物といわれているのが「3D花火」です。

「ソリッドシステム(3D配置)」という、世田谷区独自の技法で打ち上げられる花火で、全国的にもとても珍しい全長600mにも及ぶ立体ワイドスターマインです。

円形の打上げ台から次々と縦に斜めに打ち上がり、通常で見る平面上の花火とは違ってその名の通り3Dを感じられ、どこからでも立体的に花火を見ることが出来るのです。

世田谷区たまがわ花火大会以外ではなかなか見られない、非常に珍しい花火ですので、ぜひその迫力をお楽しみください。


メッセージ花火:個人がスポンサーに!気持ちを伝える花火

花火を見に行ったとき、個人のメッセージをアナウンスで読み上げ、花火を打ち上げる、といった場面に出会ったことはないでしょうか。

近年、いたるところの花火大会でも目にするようになったメッセージ花火。
多摩川花火大会でも、メッセージ花火が打ち上げられます。

一瞬の美に想いを託し、夜空で咲く様は本当に美しいでしょうね。

花火で愛の告白やプロポーズなどもあるみたいですが、天国の家族へといった追悼の意を込めたメッセージは、涙を誘います。

今年はどんなドラマチックなメッセージが飛び出すのでしょうか。
楽しみにしたいですね。


多摩川花火大会 場所取り情報

多摩川花火大会の場所取りは、当日からとなっています。

前日からと考えていた方はご注意ください。

場所取りのルール
多摩川花火大会での場所取りは以下のような告知がされています。


  • ロープで囲うなどの場所取りは当日0時からOK。
  • ビニールシートでの場所取りは当日14時から。
  • 場所取り範囲は1人90cm四方が目安。
  • 芝生に粘着テープ、スプレー、石や杭等で固定はNG。
  • 会場内の通路をふさぐような場所取りNG。

これを含め、違反とみなした場所取り等は撤去されてしまいますので、ご注意ください。

また、ビニールシートが敷かれない14時前までに場所取りできる方法として、以下のやり方が推奨されています。

場所取りおすすめ時間

良い鑑賞場所はお昼ごろにはなくなるエリアもあります。

そこそこ良く見える場所ですと、14時半ころ到着で、少人数用のシートなら余裕を持って場所を取る事ができるようです。

会場全体的には15時頃から混みだし、屋台やステージイベントも始まりますので、混雑し始める前に場所をとっておくことがおすすめです。

とくに川崎側の会場は、世田谷側の会場よりもスペースが狭いこともあり、混雑が早いようです。良い場所を取るなら、余裕を持って訪れたいです。



多摩川花火大会 概要

花火大会の簡単な情報をまとめました。

名称:多摩川花火大会(2019年)
日程:2019年10月5日(土)
開催時間:
【ステージイベント】世田谷15:00~、川崎17:00~
【打ち上げ】18:00〜19:00
開催場所:
- 世田谷:二子玉川緑地運動場
- 川崎:神奈川県川崎市高津区 多摩川河川敷
料金:無料(有料観覧席あり)
会場住所:
- 世田谷:東京都世田谷区鎌田1-3-5

- 川崎:神奈川県川崎市高津区諏訪

打上数:両大会とも6,000発
お問合せ:
- 世田谷:03-5432-3333(世田谷区花火大会実行委員会)
- 川崎:044-200-3939(川崎市観光協会)
公式HP:
- 世田谷:http://www.tamagawa-hanabi.com/
- 川崎:http://www.k-kankou.jp/fireworks/
駐車場:なし(周辺の有料駐車場を利用 )


さいごに

魅力が盛りだくさんの多摩川花火大会。

2つの花火大会が同時開催という贅沢は、多摩川花火大会ならではの醍醐味です。

迫力満点の尺玉と色鮮やかなスターマインなど、視界いっぱいに広がる壮大なスケールは、肌寒さも吹き飛ばすほどの感動を味わえるのではないでしょうか。

花火大会は10月初旬、昼は半袖でよくても夕方からは冷えてくるので長袖または一枚羽織る上着が必要となります。当日は温かい服装で、楽しんで来てくださいね。

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