横浜市営地下鉄ブルーラインの新駅決まる!ヨネッティー王禅寺(川崎市麻生区)のポテンシャルとは?

2020年8月25日火曜日

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横浜市営地下鉄ブルーライン(高速鉄道3号線)の延伸計画がに進展がありました。

決まったのはもっとも注目を浴びていた新駅の場所。

横浜市と川崎市は1月21日、川崎市内を通る3通りのルート案のうち、ヨネッティー王禅寺(川崎市麻生区)付近を通る「東側ルート」案に決定したと発表したとのことでお伝えします。




横浜市営地下鉄ブルーラインの新駅が「ヨネッティ王禅寺」に決まる

横浜市は1月21日、横浜市営地下鉄ブルーライン(横浜市高速鉄道3号線)の延伸について、あざみ野駅~新百合ヶ丘駅間の概略ルートや駅の位置が決定したと発表しました。

今回決まったのは、横浜市営地下鉄のあざみ野駅から小田急線の新百合ヶ丘駅を結ぶ約6.5kmのルートと4つの新駅となります。
URL:https://www.city.yokohama.lg.jp/city-info/koho-kocho/press/toshi/2019/0121press-3gousen.html

ブルーラインの延伸ルートと新駅が誕生する位置

ブルーラインの延伸ルートは、周辺の地形や土地利用、交差構造物等への影響を考慮した上で地下トンネルとなってます。

横浜市側のルートについては道路下などの公有地を有効活用した結果、現在のブルーライン終点あざみ野駅から横浜市・川崎市の境となるすすき野付近までは予定されてました。
今回の決定では、この計画に大きな変更はありませんでした。


新駅が誕生する「ヨネッティー王禅寺付近」とは

4つの新駅のうち、以前より新駅は、嶮山付近、すすき野付近、新百合ヶ丘駅南口付近のに設置されることはほぼ決まってましたが残すは川崎市内のルートでした。

川崎市内のルートについては、「東側ルート」「中央ルート」「西側ルート」の3つのルートが候補とされていて検討が進められてました。

今回、「ヨネッティー王禅寺」付近を通る「東側ルート」に決まったのがこのニュースの大きなポイントとなります。

川崎市側のルートについては、地域交通やまちづくりの視点、市民からの意見を元に選定されています。

徒歩やバスで新駅にアクセスできる人数が18万人と最多になる事が、鉄道建設の重要なポイントである利用者数増という点で一番メリットがあり、当初よりヨネッティ王禅寺が新駅の有力候補でした。


他にも、ヨネッティー王禅寺(スポーツ複合施設)、田園調布大学(文教施設)、いなげや(スーパー)など、既に市民の利用する施設や学校などの文教施設が集まっているため利便性が高いこともポイントとです。

また、大通りである尻手黒川通りを通るバス路線との連携もよく、様々な検討が行われ新駅効果を考えた上で総合的に判断がなされて、新駅の建設地を決定したとのことです。
  • ヨネッティー王禅寺付近は、多方面に向かう既存バス路線と連携が可能
  • 他と比較し、既存の駅から中間駅までの距離が最も離れていること
  • 麻生区のみならず宮前区や多摩区含めて、アクセス性強化や利便性向上が見込める


なお、それぞれの駅位置の選定理由や駅作りの考えは以下の通りです。
あざみ野駅
既存のブルーライン終着駅であり、東急田園都市線との乗り換え可能な交通利便性を生かし、規制・誘導的手法等により商業・業務・文化機能の集積を中核とする拠点づくりを推進。
嶮山付近
地域の状況に合わせ、周辺の環境にも配慮しながら、生活拠点としてまちづくりを推進。
<すすき野付近
地域の状況に合わせ、周辺の環境にも配慮しながら、生活拠点としてまちづくりを推進。
ヨネッティー王禅寺付近
路線バス等の円滑な駅アクセスを可能とする交通結節機能の強化等による川崎市北部地域の公共交通ネットワークを充実。
周辺の住環境に配慮しながら、地域資源の活用等による賑わいの創出など、駅周辺の活性化に資するまちづくりを推進。
新百合ヶ丘駅付近
小田急電鉄の既存駅の南口に新駅をもうけ、小田急グループなどの民間と連携し土地利用転換・交通結節機能を強化。
駅周辺の回遊性向上を目指し、さらなる広域拠点としてふさわしいまちづくりを推進。 

ブルーライン延伸・新駅誕生の効果

新区間の開通時期は2030年が目標となります。

現在のスケジュールはルート選定が終わった段階で、今後は都市計画手続きを進めながら工事用取得などが行われる予定になってます。


ブルーラインが新たに開通することによる効果として、新百合ヶ丘駅~あざみ野駅間の移動が約30分→約10分、新百合ヶ丘駅~新横浜駅間の移動が約35分→約27分と、大きく短縮されます。



さいごに

他の駅はもちろんですが、ヨネッティー王禅寺の新駅近くである「麻生区王禅寺」や「麻生区東百合ヶ丘」、「青葉区美しが丘西」付近のエリアはこれから要注目だと思います。

(グリーンライン北山田駅が新設された時のように、地価や人気が大幅に上昇しそうな気がします。)

横浜市が計画する事業の中でも注目度の高かった新駅設置場所の決定は、久しぶりの大型ニュースでした。

まだまだ計画段階で、工事は一筋縄でいかない事も多く時期の延伸もあるかと思いますが、早期完成を楽しみに待ちたいと思います。

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