神奈川も過去10年で最大! 2023年花粉飛散量と花粉症対策

2023年1月10日火曜日

港北ニュータウン

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昨年の暮れの環境省の発表で『2023年春のスギ花粉の飛散量』について、関東などでは過去10年で最も多くなる見通しであるとの発表がありました。

今年の花粉の飛散量や対策についてお伝えします。

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今年は花粉飛散量が過去10年で最大!花粉対策でやっておきたいこと 


12月26日、環境省が発表した2023年春のスギ花粉の飛散量は、関東などでは過去10年で最も多くなるという恐ろしい発表がありました。


2023年春の花粉飛散量は?


スギ花粉の飛散量は、花粉を飛ばすスギ雄花の量によって左右され、秋から冬にかけてスギ雄花に多く花が付けば、翌年春の花粉飛散量は多くなると予想することができます。

環境省は毎年スギ雄花花芽調査をおこない、スギ花粉の飛散予測を発表。

2022年の環境省の調査・発表によると、関東・北陸・中国地方などで、「スギ」雄花の量は過去10年で最大値を超える観測値が報告され、2023年春のスギ花粉飛散量は極めて多くなる予想とのことです。 

2022年の6月から夏にかけて気温が高く、日照時間が長かったことから、スギ雄花の花の量が増えたとされています。

また、関東では「ヒノキ」の雄花も極めて多いことが報告されています。 

「スギ花粉」と「ヒノキ花粉」のどちらかのアレルギー症状を持っている人は、花粉の飛散期間が長くなる可能性があるため、十分な対策が必要となります。


「スギ花粉」の飛散量のピークは?


2023年春の関東のスギ花粉の飛散開始日は2月26日と予想されています。

2022年のスギ花粉飛散開始日は2月12日だったため、2週間ほど遅い予想となります。

関東のスギ花粉ピーク日は3月15日と予想されており、「スギ花粉」のピークが過ぎた4月6日頃、「ヒノキ花粉」のピークを迎える見込みです。

ただし「スギ花粉」の飛散は、「スギ花粉」飛散開始日として発表される前から実際に始まっているそうです。

1月頃から少量の「スギ花粉」は飛び始めるということで、今頃からすでに症状が出始める人もいるのではないでしょうか。

今週末は気温が高い予想なので、もしかしたら花粉症のアレルギーをお持ちの方はそろそろ花粉症対策をしても良いかもしれません。


おすすめ花粉症対策


基本的な花粉症対策は以下です。

  1. マスク、眼鏡、帽子を着用する
  2. 表面がすべすべした素材のコートを着用する
  3. 帰宅時に衣服や髪をよく払ってから入室する
  4. 入室後、すぐにうがい、手洗い、洗顔をする
  5. 窓、戸をなるべく閉めておく
  6. 洗濯物の外干しは避け、室内干しや乾燥機を使用する
  7. こまめに掃除をする
  8. 空気清浄器を使用する

花粉症が引き起こす鼻の症状を抑えるためには、アレルギー反応による症状を引き起こす「ヒスタミン」の発生を抑える「抗ヒスタミン薬」が有効です。

予防のためには、花粉が飛散し始める約2週間前から抗アレルギー薬を服用しましょう。 
早い時期から服用することで、本格的な花粉シーズンに入っても、比較的軽い症状で乗り切ることができます。

花粉症に効くお茶は?


花粉症に効くお茶として「甜茶(てんちゃ)」が有名です。

甜茶ポリフェノールが、アレルギー症状を引き起こすヒスタミンの放出を抑えるとされています。
「紅茶」にもカテキンが豊富に含まれ、「緑茶」と同様の効果が期待できます。


「ルイボスティー」には、ポリフェノールのフラボノイドが豊富に含まれており、 フラボノイドも、抗酸化作用が強いため、アレルギー疾患の予防が期待でき、 ヒスタミンの放出をおさえて、花粉症を改善するそうです。
ティッシュやマスクが手放せなくなる前に、おいしい甜茶などのお茶で早めの花粉症対策をとっておくのも良いですね。

実際に花粉が飛び始める1ヶ月前、遅くとも2週間前から飲み続けるのがおすすめということです。

さいごに


関東地方では、2月上旬から4月下旬はスギ花粉、3月上旬から5月下旬はヒノキ花粉が飛散します。

今年は、過去10年で最大と言われているため、早めの対策が必須です。

すでに「スギ花粉」は微量ながら飛散しているそうで、アレルギー症状が出ている方もいるのではないでしょうか。

花粉症によるアレルギー性鼻炎は、一度症状が出てしまうと鼻の粘膜がどんどん敏感になり、症状が強く出やすくなってしまいます。 

症状が出る前から薬をのむなどの対策をとり、粘膜を過敏にさせないようにしましょう。

症状が出る前に、花粉症対策をぜひ始めてみてください。

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