お家でパソコン操作する際に、複数ディスプレイで画面表示できるととても便利です。
また、普段便利な無線LAN/Wifiも電子レンジを使ったり、子供がYoutubeを見てると極端にスピードが遅くなります。
本格的にお家で腰をすえてお仕事する人にオススメの「Satechi USB-C マルチ MXハブ 10-in-1」を購入したので使用感をレビューします。
Satechi MXは10ポート搭載したフレキシブルかつ無骨なデザインでかっこいいマルチハブです。
今回、Satechi MXがM1 MacbookやM2 Macbookだけでなく、Windowsでも使えることが分かったので紹介します。
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【レビュー】satechi MX|windowsもMacも3画面出力!デスクすっきり10-in-1のおしゃれUSB-Cマルチハブ
「Satechi USB-C マルチ MXハブ 10-in-1」とは
Satechi USB-C マルチ MXハブ 10-in-1は、名前のとおり合計で10ポート搭載。
USBハブとして、できないことはなにもないと言えるほどの多機能ハブです。
10個ものポートを備えており様々な用途に活躍するだけでなく、Satechiらしい美しさを兼ね備え、使うテンションまで上げてくれるアイテムで、デスク周りをすっきりさせることができます。
現環境の作業効率を少しでも上げたいと考えていたので、M1 Macbook、Windows10で使えるSatechi MXは今年一番の便利ガジェットとなったので紹介します。
InstantViewでトリプルディスプレイ可能
HDMI×2ポートを持っているUSB-Cハブはまだ珍しく、値段は1万円以上するものがおおいです。
Satechi MXはHDMIポートが2つあるだけでなく、本製品の特徴ともいえるSiliconMotion社の「InstantView」機能をサポートしています。
最新のMacBook AirやProは外部ディスプレイ出力が1台までしかできない仕様です。
そのためSatechi MXを使うと、WindowsもMacもデュアルディスプレイ、トリプルディスプレイを実現できます。
※同様の機能としてメジャーなDisplaylinkと同様の機能で、使用感もほぼ違いがありません。マルチディスプレイを考えてるかたはに特にオススメのUSBマルチハブです。
【レビュー】Satechi MX
Satechi MXは名前のとおり10個の機能が1つに集約されたマルチハブです。
10個の機能を動かすために、USBハブとして15W使用しますが、残りの85Wをパソコンへ電源供給できます。
大きさはiPhoneと同じぐらいの重さです。
持ち運びできるものの、お家で常設して使うのがよい大きさとなってます。
- USB-C:Windows/Mac給電用 × 1(最大100W)
- USB-C:データ転送用 × 1(最大5Gbps)
- USB-A:2ポート(最大5Gbps)
- HDMI:2ポート(4K@60Hz、4K@30Hz)
- MicroSDカード:1ポート
- SDカード:1ポート(UHS-I)
- 3.5mmオーディオ:1ポート
- 有線LAN:1ポート(1Gbps)
個人的にとてもよかったのが、有線LANに対応している点です。
最近のパソコンはWindowsもMacも無線LAN/Wifi接続が主流です。
ですが、無線LANは通信が不安定でぷつぷつ接続が切れたり、通信速度が遅くなったりします。
有線LANにすると、通信が安定するだけでなく、実体験として通信速度が10倍以上向上します。お家で本気でお仕事する際は必須と言える機能です。
Satechi MXでM1 MacBookをマルチディスプレイ!
M1Macbookをマルチディスプレイ化する方法は既に多くの記事が書かれてます。
ですが、最新のMacOS Ventura(2022年10月リリース)以降は導入手順が変わっています。
M1 Macbook(MacOS Ventura)でSatechi MXを使えるようにするまで、ひと手間あったので方法を紹介します。
まず、2台のディスプレイに出力するためには事前準備が必要です。
具体的には「InstantView」というソフトウェアをインストールする必要があります。
このソフトウェアは、Satechi MXのUSBハブを接続すると外付けストレージとしてダウンロードできます。
ですが古くて、MacOS Venturaでは使えないバージョンとなってます。
最新版の「InstantView」のソフトウェアはこちらからダウンロードできます。
URL:https://ja.plugable.com/pages/siliconmotion
特にユーザー登録は不要で、最新ソフトが手に入ります。
追加された機能を紹介するリリースノートを見ると、細かくアップデートがされています。
当初は未サポートだったディスプレイモニタの縦回転もサポートしています。
Satechi MXに入ってるデフォルトのソフトよりも、こちらで新しいバージョンにしたほうが便利になること間違いなしです。
SiliconMotion社のドライバソフトInstantViewをダウンロードして、ダブルクリックすると、こちらの画面になります。
Applicationsフォルダにドラッグアンドドロップするとインストールは完了します。
Mac OSの場合、設定画面で変更します。
新しいMacOS Venturaになって、設定画面がiPad,iPhone風になったのでわかりやすくなったのか、わかりにくくなったのか少々迷うかもしれません。
設定変更は、プライバシーとセキュリティタブになります。
設定変更後は、自動更新のOn・Offが聞かれます。
常に最新版を使いたい場合はYesですが、特に問題がなく安定稼働を優先したい場合は、NOでいいと思います。
※自動アップデートで以前使えていた機能が使えなくなる不具合も多々あります。自動アップデートをOnにする際はダウンロードしたドライバーをバックアップとっておくことをおすすめします。
InstantViewのソフトウェアをインストール後の設定画面はこちら。
設定内容は非常にシンプルで、Mirrorモードにするか、Disconnectで使わないようにするかしかありません。
設定画面のディスプレイを開くと、M1 Macbookでは制限されていたマルチディスプレイが使えるようになってるのが分かります。
ノートパソコンのディスプレイも使うとトリプルディスプレイにもなります。
解像度を変えたり、回転させたりできるので、ぜひ設定を変更して使いこなしてみてください。
もう1台のディスプレイは4K30Hzになります。
とはいえ、リフレッシュレートの違いを実際に使ってみて感じることは全くありませんでした。
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さいごに
WindowsではDisplaylinkを使った方法は多々ありますが、Satechi MXの例はほぼありません。
ですが同様の方法で、Satechi MXでWindowsパソコンも簡単にトリプルディスプレイ化できました!
※今回、Windows+Satechi MX(InstantView)も検証でき、同じように動作確認もOKでした。
1点気を付けたいのが、Satechi MXは本体で15Wを使用するため、電源供給は高いW数のものを使う必要があります。
というのも、これまでノートパソコンを45Wのアダプタで電源供給していた場合、30Wになってしまうというものです。
M1 Macbookは30Wが推奨ですが、Macbook Proになると消費電力が60W~100Wほどになるので給電方法をチェックする必要があります。
総論として、USB・電源・LANなどすべての機能が1つにまとまってパソコン周辺、電源コンセント周りがすっきりするのでSatechi MXはおすすめです。
もし外部ディスプレイを複数枚使用することがある、ハブをこれから買う予定の方、高級感のあるデザインで多機能ハブが欲しい方はぜひSatechi MXを使用してみてください。