今年のインフルエンザでタミフル・リレンザの両方が処方された理由

2017年2月8日水曜日

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インフルエンザの治療薬として、有名なタミフルとリレンザについて、初めて知った話です。

※最近、特にインフルエンザが流行ってますので、ご注意を


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タミフルとリレンザ

少し昔にニュースになったので、インフルエンザになったことがない人も名前は知っているとおもいます。

私自身、インフルエンザだけでなく病気とは縁がなく、今日まで違いを知りませんでした。

処方された薬が異なった経緯

そんな我が家のことです。
とうとう我が家の子ども達も、同じタイミングでインフルエンザになりました。

熱は2人とも39.5度を超えて顔は真っ赤。
ほぼ確定と思いながら、病院に連れて行きます。

昔ながらの鼻の奥に綿棒をいれる検査を、2人ともやります。
そして、2人とも同じA型との診断。。。ヤッパリ


お医者さんは、2人まとめて同じ説明をしてくれたので、この時点は特に気にしてませんでした。

気づいたのは、薬局に処方箋をもらいに行った際です。

処方されたお薬が、子ども達ごとに違います。


上の子は、リレンザ

でも下の子は、タミフル


同じA型なのに?


不思議に思い、薬剤師さんに薬が違う理由を聞きます。

薬剤師さんいわく、処方箋を決めるのはお医者さんなのでハッキリした理由はこちらではわからないとのことでした。

普段ジェネリック薬を勧めてくるので、薬剤師さんがその辺りを決めているものと思ってました。(無知でお恥ずかしいですが…)

とはいえ、一般的なこととして薬剤師さんに色々教えてもらいました。

また、私の調べた内容も加味してまとめます。

インフルエンザ治療薬がわかる!


リレンザとは

対象:
・A型・B型インフルエンザ
服用方法:
・専用の吸入器を使い、1日1〜2回・5日間にわたって吸入
メリット:
・粉薬を直接気道に届けることで吸入して1分で即座にウイルスの増殖を抑える
・患部に直接薬を送るので、体内に吸収されにくく副作用が少ない
デメリット:
・もし上手く吸えないと、薬が全く効かずに治るのが長引く
 (ある程度大きい子であれば、うまく吸えるので処方された模様)
対象年齢:
5歳以上〜
 (推奨年齢があるとのこと)

タミフルとは

対象:
・A型・B型インフルエンザ
服用方法:
・大人はカプセル剤、子どもは粉末の粉薬を、1日2回・5日間にわたって口から飲む
メリット:
・よく処方される粉薬のため、子どもや老人でも飲みやすい
・飲めば確実に効果がでるので、日本では確実性重視でこちらが多い。
デメリット:
48時間以内に薬を飲む必要あり。超えると、効果がほとんどない。
・体内に摂取してから効果が出るので、リレンザより副作用のリスクががある。
 (一昔前に話題になったのは、この件ですね。)
対象年齢:
1歳以上〜
 (推奨年齢があるとのこと)

効能について


効能は特に差がないとのことですが・・・

ですが、現段階の子どもの状況を見てると、、、

「リレンザ」を使った上の子の方が、すぐに元気になりました。

下の子は、まだぐったりしてます。
(追記:2日後ぐらいから、下の子も回復してきました。)

子どもによって回復具合は異なるのは理解してますが、リレンザの方が即効性ならびに効果が高いように思えます。


さいごに

今更ですが、あることに気づきました。

希望する薬があるなら診断中にお医者さんに言う必要があるということ!

知ってる人は、当たり前かもしれません。

ですが、私のように普段病院に行かない方や、薬に無頓着な方の気づきになれば幸いです。



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