公園で事故が多い危険な遊具No1はどれ?未然に怪我を防ぐポイントを子供の年齢に応じてチェック!

2018年5月18日金曜日

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季節も春から初夏になり、暖かくなってきたことで外遊びの機会が増えてきました。

今回は、そんなときに気をつけたい、公園や学校、保育施設、レジャー施設・店舗などの遊び場に設置されている遊具による事故と怪我を防ぐポイントについてお伝えします。



公園で事故が多い遊具No1は?未然に怪我を防ぐポイントも

事故が多い遊具No1は「滑り台」

消防庁や消費者庁からのデータによると、子供が遊ぶ遊具に関わる事故で最も多かったのは以下の通りとなっています。

  1. 滑り台
  2. ぶらんこ
  3. うんてい
  4. ジャングルジム
  5. 鉄棒


いずれの遊具にも共通しているのは、「落ちる」事故が多いということ。

滑り台の事故原因ですが1番目は「階段をのぼっている途中で足を滑らせて転落」してしまう事故だとか。

他にもすべり台の最上部付近や滑降部からの転落も多くなっています。

また、すべる順番待ちの時に突き飛ばしたり、着地するところがコンクリートになっていてけがをしたり、はたまたすべり台近辺で鬼ごっこをしている際に衝突するケースもあるそうです。

また、ぶらんこでの事故は、「落ちる」と並んで、揺れているブランコに「ぶつかる」事故も多くなっています。




年齢別に考える「公園の事故を防ぐポイント」

公園で事故が発生する状況はさまざまですが、
年齢によっても注意するポイントは異なります。

幼児の事故の特徴

パパ・ママがちょっと目を離した隙に、事故が発生するケースが多くなっています。
特に事故の内訳をみると、6際以下の幼児が7割という話もあります。

「いつも一人で上手に上がれるから大丈夫!」なんて思って、ちょっと離れたベンチに座っていたりする時に限って、事故が起きてしまうもの。

実際、滑り台をのぼり切ったところから後ろに「転落」するケースや、ぶらんこで遊んでいる人のそばに近づいたり、横切ったりして、「ぶつかる」事故になるケースが多くなっています。

幼稚園に入ってしっかりしてきたからといっても、まだまだ保護者が目を配り、年齢に応じたサポートをすることが大切です。

特に小さな子供は頭が重く、すぐに転んだりとちょっとしたことでバランスを崩しやすいため、転落する可能性がある場所に一人で行かせるのは避けたほうが無難。

何よりも、子供が小さいうちはしっかりと目を話さずに視界の片隅に入れておく必要があります。

スマホばかり触っているせいで思わぬ事故を引き起こさないように、目を話すならば高さがある遊具は避けて遊ばせるのが安全です。




小学生の事故の特徴

遊具の事故では、男の子の事故が多いのが特徴。

女の子も遊具では遊びますが、男の子は冒険心が強く、
遊具から飛び降りたり、登ってはいけない場所に行ってみたりと思いもしない遊び方をしたりして事故になることが多くなっています。

実際、ふざけあっている時に事故に遭うケースが非常に多いので、
まずは「禁止されている遊び方をすると事故になる」ということを、しっかりと理解させたうえで遊びに行かせるようにしましょう。

また、今日はどんな遊びをしてきたか報告してもらうようにすることで、危険な遊び方を始めていないかもチェックできます。

危険な遊び方をしているときには「それは危ないよ」とお友だち同士で注意しあうように言い聞かせるようにすると、より安心です。



親が気をつけなければいけないポイントとは?

外遊びしやすい服装を着せよう

滑り台で衣服の一部がひっかかり、窒息状態になってしまうという事故も実際に発生しています。

外遊びの際の服装が原因となってしまった子どもの事故も少なくありません。

これから陽気がよくなると公園で遊ぶ機会が多くなると思います。

日差し対策だけでなく、子供のきている服装が外遊びに適した服装かどうかをお出かけ前にチェックしておきたいですね。

こんな服装には注意!
・ フードや引きひもなどがついている服
・ ポンチョなどのだぼっとした服
・ ネックレス、マフラーやスカーフなど絡まりやすい小物
・ サンダルなどの脱げやすい靴
上記は一例ですが、実際は何が引っかかるかなんて誰にも分かりません。

服についているひも類は、パーカーなどの上着だけではありません。
男の子の洋服では、ズボンの裾を絞るためのコードがついたカーゴパンツも気をつけておきたい洋服の1つです。

また、女の子の服では、長いスカートやひらひらした服はひっかかるおそれがあります。

リボンやレース、スパンコールなどの装飾も事故の原因になることがあるので、注意が必要です。

他にもポシェットや水筒・リュックなどの持ち物も、身につけたまま遊んでいると遊具にひっかかる可能性があります。

外遊びをする際は、持ち物を身につけたまま遊ばせないようにし、不要な持ち物を減らすようにしてあげるのも良いかもしれません。

子供と一緒に今きている服がもし引っかかったらと想定して一緒に考えておくことも、事故予防の観点できっと有効なのではないでしょうか。



公園内で危険な箇所がないかは親も把握を!

子供たちが遊んでいる公園をしっかりと知ってますか?

危険な場所はないか?老朽化してそうな遊具がないか?というのは子供だけでなく、パパ・ママも普段から目を配り把握しておきましょう。

もしそうした箇所を発見したなら、自治体などに報告し適切な処置がなされるまでは遊ばせないようにする必要があります。

また、あまりメンテナンスがされてなかったり古い遊具では、極力遊ばせないようにするなど子供とルールづくりをして決めておくのも良いかと思います。



さいごに

最近は事故が起きないように撤去されてしまう遊具も増えていますが、
安全な環境を作り、子どもたちにチャレンジをさせてあげることも大切です。

公園での遊びはとっても大事で、体を動かし仲間と協調したりする事を学ぶとても良い機会です。


きちんと決められたルールを守ることを教えて、事故や怪我なく楽しく遊べるようになってもらいたいですね。


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