Apple社のMacBookはデザインが秀逸です!
でも安いモデルで10万円、高いモデルになると30万円以上します。
せっかく使うなら絶対に壊したり、汚したりしたくない!
見た目きれいで、長持ちさせるためケースやカバーをつける人も多いのでは。
「キーボード、タッチパッドカバーをつけよう!」
「傷つけたくないからシェルカバーつけよう!」
「画面傷つけたくないからフィルム貼ろう!」
「本体落としたら嫌なのでケース買おう!」
「小物もセットに持ち運べるスリーブケースを用意しよう!」
先代MacBook購入時に上記のようなことを考え、いろいろと用意しました・・・が、本当にすべて必要だったのか?
実際の私の体験談も踏まえ、本当に必要か再精査したのでご紹介します。
貧乏性の私はiPhoneは液晶ガラスフィルム必須、カバー装着も必須派です。
数年前に購入したMacBookにも各種保護パーツを装着、大切なMacBookを傷や汚れからずっと守ってきました。
今回MacBookの買い替えを進める中で疑問に思ったのが
「MacBookにカバーや保護フィルムは本当に必要だったか?」
「MacBookの中古買取の際に、コスパは本当によかったか?」
あらためてMacBookのガジェット必要性を整理してみました。
参考)MacBook買い替え理由
WindowsPCだと、2-3年たつと動きがもっさり重くなります。
※原因はWindows Updateのせい。OSレベルで動作が遅くなるので、個人ではどうにもなりません。
一方、MacBookは数年経過しても、動きはキビキビ!
WEBやメールなど通常用途なら性能・機能的な違いは最新モデルと比較しても感じられません。
バッテリー持ちもよく、電源につながなくても半日ぐらいは普通に使えます。
最新MacBookと比べて見た目も一緒なので、言われなければ型落ちとはわからない!
そのため、中古価格も高値で取引されてます。
まだまだ使えるMacBookでしたが、メモリやストレージの容量アップができないという問題で買い替えが必要に!
特にストレージの容量不足は致命的でした。
MacOSのバージョンアップするための空ストレージが確保できない状況。
都度iPhoneのバックアップデータやiTuneの音楽データなどを退避してましたが、空き容量も枯渇し限界。
中古買取価格も高いうちにと、Macbookの買い替えを進める流れとなった次第です。
MacBookを守りたかった本当の理由!
MacBook保護ケースの必要性はネットでも頻繁に議論されています。
以前の私も必要派でした!
MacBookをきれいに使いたい、個性を出したい、便利に使いたい・・・いろいろな理由があります。
一番の理由は「中古で下取りに出す際に高く売りたい!」、Macbookを使っていて同じように考えている人は多いはず。
MacBookの保護ケース・カバー・フィルムはメリット多いですが、実際に中古販売を進めるとコスパが悪くなるケースが見えてきました。
そこで、それぞれの必要性を実体験からお伝えします。
【争点1】MacBookの保護カバー、ハードケースは必要?不要?
Macbookはノートパソコンのため、外からの衝撃に注意しなければなりません。また、使っていく内に付く細かな傷など気になりますよね。
そんな方はMacbookケースを取り付けて持ち運ぶようにしましょう。
メリット1:MacBookの金属ボディを確実に守る
MacBookはしまってるだけでホコリをかぶったり、持ち運び時に金属カバーを凹ませてしまうことも普通にあります。
MacBookを汚れから守るためにカバーはベストチョイスです。
もし保護カバーやハードケースがなければ、日常用途で薄いすり傷がMacBookにつくのは当たり前。
パソコンを裸で数年使うと、数か所のへこみ傷、MacBook底面のすり傷は絶対につきます。
そういった傷や凹みを一切つけたくない人は、必ずカバーを付けることをおすすめします。
※MacBookを裸で使っている人も一定数いますが、みなさんわりと傷がついてますね。すれ違いざまに傷がわかるほど、毎日使ってると気になりそうです。
メリット2:MacBook持ち運び用のスリーブケースが不要
スタイリッシュでおしゃれなMacbookを持ち運ぶ機会はおおいですか?
カバーとスリーブケースはどちらかだけで良いというのが私の考え!
MacBookを外に持ち出す際に、カバーとスリーブケースを両方つけるとかなり重くてかさばります。
保護カバー派なら、バックにMacBookだけ突っ込んで手軽にお出かけできます。
スリーブケース派なら、USB-Cハブや充電ケーブルなど準備万端でお出かけできます。
スリーブケースは様々な種類があり、ラインナップも豊富。こちらのようなポケット付きが一番使いやすくてオススメです。
デメリット1:MacBookのデザインが失われる
MacBook、MacBook、MacBook proいずれも元々のデザインがとてもスタイリッシュ。
Appleオリジナルのデザインは損ないたくないし、リンゴのマークはいつも見ていたいですが、ケースをつけるとオリジナルデザインの良さは失われがち。
リンゴマークの見えないMacBookはWindows PCと見た目一緒。
クリアなハードケースにすると、保護カバーつけてもAppleマークがしっかり見えて、安全性はぐんと高くなるのでデザイン・見た目を気にするならこちらおすすめです。
デメリット2:MacBookが重くかさばる
MacBookにケースをつけると一回り大きくゴツくなり重量も増えます
Macbookはそのまま裸で持つからおしゃれ!というのもあります。
ケースをつけることで本来のメリットが失われるので、MacBook購入理由をもう一回再考し、必要性を判断してみませんか。
<MacBook購入目的>・軽さ、持ち運びやすさを求めてMacBook Airを購入=ケースつけないほうがスマート・ホーム、オフィスに設置し性能重視でMacBook Proを購入=持ち運びが少なくケースなしでOK
ちなみに、MacBookの特徴を生かすために、薄さ、軽さ重視の保護カバーもあります。
デメリット3:MacBookに跡がつく
実体験で一番ショックだったのがこちら。
MacBook購入直後にケースをつけ数年後、中古販売するために初めて外したところ・・・
・ハードカバーだったため、Macbookに傷は全くついてません!
・ケースの隙間からホコリは入ってますが、クリーナーで吹けばきれいになった!
・あれ?なんかケースの跡がMacBookに模様のようについてる!これはジャンク品扱い?
結論:MacBookのケース跡は中古査定に大きく影響
はい、やってしまいました。
Macbook本体に傷や汚れはつかなかったのですが、保護カバーの跡がしっかりついてしまってます。
ちなみにこちらは新品のMacBookです。ドット跡はありませんね。
MacBookの見た目に直結する場所なので、人によっては本体に傷がつくよりもマイナス評価となります。
実際に中古販売に出した際も、傷あり・注意事項ありとなり。
通常取引金額より1.5万円以上低くしなければ売れませんでした。
ちなみに装着したMacBookのケースは当時人気だった7000円ほどのケース。
ケースをつけて、傷をつけないように細心の注意を払ったにもかかわらず、マイナス査定となってしまいました。
なお、Apple Storeでの見積もりは、動作に影響ない傷や汚れは査定に影響しません。
ケースをつけずMacBookをそのまま使ったのと同じ扱いになってしまい、
ケースをつけたことで逆に損をしてしまった体験談でした。
※次のMacBookは絶対にケースをつけない!と心に決めましたが、持ち運び用のスリーブケースは用意する予定です。
【争点2】MacBookに保護フィルムは必要?不要?
毎日画面を触るスマホにフィルム貼り付けは今や当たり前!
では、MacBookの画面に保護フィルムは必要でしょうか?
答えは、コスパは悪化するだけ。
ただ、機能性のある保護フィルムは目的がマッチすればメリットがあります。
デメリット:汚れ防止、傷防止効果は懐疑的
Macbookで一番見るのは液晶画面です。
すべてのPCにいえますが、タッチパネルでなくても液晶画面は曇ってきます。
一番の原因はホコリ、そしてうっかり手で触った際の油です。
吹いてもなかなか簡単に落ちないので、気になる人も多いのではないでしょうか。
ですが、画面フィルムをつけても液晶は同じように汚れます。
フィルムには、元々の画面に近い見え方の光沢タイプがありますが、汚れ防止・破損防止を目的とするには画面フィルムは適さないと考えます。
メリット:外でも見やすい!除かれにくい!目に優しい
画面のフィルムは光が反射しにくいアンチグレア、覗き見防止用フィルムなどあります。
これら機能的な画面保護フィルムは買っても良いと考えます。
・アンチグレア:外やカフェでの使用が多い際に最適、画面のぎらつき反射を抑え見えやすくなります
・ブルーライトカット:目に優しいブルーライトカットは長時間PC作業する人におすすめです
・のぞき見防止加工:横から見えにくくなるため、重要データを扱う仕事用PCにぴったりです
結論:MacBookの画面フィルムは中古査定に効果なし
いくら高機能、高価格の画面保護フィルムをつけても、中古価格には全く影響しません。
それより購入者は液晶画面の傷の有無を知ることに興味があります。
MacBookを中古販売する際に、メリットとはならず、損をするガジェットの1つと認識しておきましょう。
【争点3】MacBookにキーボードカバーは必要?不要?
毎日お仕事でパソコンを触る人にとってキーボードは消耗品です。
MacBookのキーボードは交換できないので、保護カバーが必要か?
答えは、不要!
購入したものの数日で捨ててしまった理由をお伝えします。
デメリット:タイピングが打ちにくい!
キーボードカバーのデメリットは、「タイピングのしにくさ」です。
普段のノートパソコンはプラスチックのキーボード。
サラサラと滑る素材で、指を滑らせながら軽いタッチで快適に入力ができます。
キーボードカバーをつけると、タイピングが困難になります。
シリコン素材のキーボードカバーでしたが、指が引っかかるようになります。
一番のデメリットが力強く押し込まなければキー入力できない点。
ポコポコという感触、キーがくっついてる感触でタイピングが遅くなり最後までなれることはありませんでした。
デメリット:すぐに汚れる
キーボードカバー自体と、それに触れるMacBookの画面がすぐに汚れるというデメリットがあります。
キーボードカバーはホコリを吸着しやすいです。
洗っても洗っても、すぐにホコリがついてきれいになりません。
そして、汚れたキーボードカバーに面するMacBookの液晶画面も一緒に汚れます。
ディスプレイに汚れが付き、キーボードカバーの凹凸の模様の汚れが付きます。
結論:コスパ最悪、買っても損しかしない
キーボードカバーを付ければ埃や汚れからパソコンを守れると思っている人も多いかもしれません。
しかし、キーボードカバー自体にゴミがつきやすいので、結果としてMacBookが汚くなってしまいました。
もちろん、キーボードカバーを中古でほしいという人はいなく、損しかしませんでした。
さいごに
13万円のMacBookに対して、購入したカバー類は1.5万円ほどかけました。
ですが、中古査定で1.5万円ほど減額。損をした金額の合計は3万円近くでした。
今回、新しいMacBookを購入するにあたりスタイリッシュでおしゃれなMacbookをそのまま使うのが一番良いという結論になりました。
裸でMacBookを使うとコスパだけでなく、軽くて、本来のデザインの良さを堪能できるメリットもあります!
とはいえ、ケースをつけると、個性がでます。
また、持ち運ぶ際の衝撃と細かな傷から守ってくれるのは魅力的です。
Macbookケースにはさまざまな種類があり、ラインナップが豊富なのも魅力的。
もしかしたら、これらデメリットのない製品もあるかもしれません。
ぜひ私の失敗談も参考にしておきにいりのガジェットを選んでください。