台風15号が関東を直撃したことで、各地で被害の報告がなされています。
今回は特に強風による被害が大きく、建物が崩れたり看板・梯子などが倒壊したりと被害のすごさに驚かされます。
都筑区・センター南の茅ヶ崎公園でも台風被害により木々が折れたり倒れたりしていたのでお伝えします。
茅ヶ崎公園でも台風被害!緑道が通行止めに
都筑区役所では、台風15号の夜間通過を見込み、都筑区内の河川付近に対して、【警戒レベル3】避難準備・高齢者等避難開始を発令しました。
また、9月9日午前4時45分より【警戒レベル4】にあげるなど危険レベルをあげてました。
一夜明け、台風が通り過ぎた翌日になってだんだんと被害が見えてきました。
茅ヶ崎公園・生態園近くでは桜の木が根こそぎ倒れて通行不能に
横浜市都筑区の中心を通るグリーンマトリックスは緑が多く大きな木々もたくさんあります。
茅ヶ崎公園自然生態園は貴重な生物の残る里山を保存した自然公園。
自然を利用した体験が出来るイベントも開催し、子供も大人も楽しめる開放的な公園です。
茅ヶ崎公園で発生した被害ですが、茅ヶ崎保育園近くの入り口からも近い生態園近くの緑道でした。
緑道を完全に遮るように桜の木が横たわって倒れていました。
このエリアでは、枝葉は多数落ちていましたが、歩けるレベルまで清掃されています。
ですが、折れてしまった桜の木についてはまだ対応ができてないようです。
現地にはロープが張られ、カラーコーンが接地されています。
通行が完全にできないため、緑道と並行して設置されたランニングロード/シニアロードを通って抜ける必要がある状況となってます。
幸いにもフェンスや建物への被害はなく、茅ヶ崎公園・緑道を通行するのには邪魔にならない場所でしたが、早期の撤去を期待したいです。
さいごに
新しい街というイメージがある港北ニュータウンですが、平成 8(1996)年に区画整理事業に区切りがついてから 20 年以上が経過しています。緑道や公園についても施設の老朽化や社会情勢の変化に伴う課題の顕在化により再整備工事を行う必要性が生じていました。
そこで、土木事務所では、緑道の特性・地域のニーズなどを組みとりながらも、長期にわたる緑道の再整備における基本的な考え方をまとめた「都筑区緑道再整備ガイドライン」を作成。
再整備工事は、2015年の鴨池公園から開始され、
2018年にはゆうばえの道や、くさぶえの道、ふじやとの道、せきれいの道など整備が進められてました。
完成したガイドラインには特に木々の伐採についても触れており、
安全に通行できるように生育しすぎた木の選定についても述べられていました。
あらためて今回の台風を教訓に、緑の多い街であり続けるためにも、安心できる緑道再整備を実施してほしいと思います。