横浜市都筑区の交差点が神奈川県でもっとも交通事故の発生件数が多い交差点だったので詳細をお伝えします。
【最新】神奈川県で交通事故が多い危険な交差点ランキング
住みやすい街No1の都筑区が事故率まさかのトップ
交差点で発生した事故について神奈川新聞社調べによるランキングがあります。
調べていたら驚きの事実を発見しました。
【2020年 交差点事故件数ランキング】
昨年発生した神奈川県の交通事故の状況です。
2020年はたった5箇所の交差点で、38件もの事故が発生!
事故原因は、右折直進事故と出会い頭事故が特に多く発生しています。
- ワースト1位:横浜市神奈川区・金港町交差点(8件)
- ワースト1位:横浜市都筑区・荏田交差点(8件)
- ワースト1位:川崎市川崎区・鋼管通り交差点(8件)
- ワースト4位:横浜市戸塚区・環2境木交差点(7件)
- ワースト4位:厚木市・温水沖田交差点(7件)
【2019年 交差点事故件数ランキング】
2019年はも同様で、たった5箇所の交差点で43件もの事故が発生しています。
事故の多い交差点は頻繁にランキング上位に登場しており、同じ場所でたびたび事故が発生していることがわかります。
- ワースト1位:川崎市宮前区・馬絹交差点
- ワースト2位:横浜市都筑区・仲町台駅入口交差点
- ワースト3位:横浜市神奈川区・神奈川2丁目交差点
- ワースト3位:相模原市・相模原駅入口交差点
- ワースト5位:川崎市多摩区・多摩警察署前交差点
交通事故の多かった交差点の特徴
横浜市都筑区・荏田交差点
荏田交差点は、横浜市青葉区江田町301番地にあります。
交差点の形状は、四差路(十字路)交差点で、道路は国道246号が緩やかなカーブとなっている大通りです。
交差点は、細い通りが246の大通りで交差していて、朝夕の通勤時間帯は常に渋滞してます。
事故情報ですが、重傷事故2件と、軽傷事故6件となってます。
追突1件、右折直進1件、左折1件とありますが、一番多かったのは出会い頭の事故5件でした。
荏田交差点は2021年、2019年で事故の多かった交差点トップとなっていて、近年事故が増えている交差点です。
横浜市都筑区・仲町台駅入口交差点
仲町台駅入り口交差点は、横浜市都筑区仲町台4丁目26番47号にあります。
交差点の形状四差路(十字)交差点で、道路は都筑区を東から西に横断する形の通りで、高圧線鉄塔と植栽が中央分離帯にあり、対向車線の見通しはわるいのが特徴です。
現場は平日朝夕通勤通学時間帯の交通量が多いものの、比較的スムーズに流れています。
この交差点は、軽傷事故が9件発生していますが、すべえて64歳以下と若い方の事故が目立っています。
件数が多い事故の特徴として。脇見運転等による追突と、右折時に赤信号の見落としが多い結果となってます。
仲町台交差点は2020年、2018年で事故の多かった交差点で上位となっていて、近年事故が増えている交差点です。
神奈川県内で交通死亡事故が急増
今年に入り、神奈川県での死亡事故は125件と増えています。
特に9月には7人、10月には9人が亡くなるなど過去5年の平均を大きく上回るペースで事故が発生。
主要都道府県のなかでは、ワースト1位となってます。
神奈川県警によると、「緊急事態宣言が解除されて行動範囲が広がったことも影響していると推測しています。
自動車事故も増えていますが、自転車事故もふえていて、歩行者は注意が必要です。
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さいごに
横浜市都筑区にある2つの交差点ですが、単年だけでなく複数年にわたって交通事故の多い交差点としてワーストランキングに入っています。
これまで都筑区は交通事故の多い交差点ランキングには入ってませんでしたが、ここ数年は上位になってます。
事故の多い荏田交差点、仲町台駅入口交差点とも昔からある交差点です。
近年の開発で見通しが悪くなったわけではない交差点なので、運転者側に問題があった可能性があります。
とはいえ、交通事故は、自動車だけでなく歩行者・自転車などの行動が原因となることもあります。
交差点を通る際は、全ての人が、周囲をよく確認しながら、万一の場合にも対応できるよう注意して通行するのが事故に巻き込まれないコツといえそうです。